おっちょこちょい
Posted at 10/06/26
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寝不足が祟り、昨日は一日調子が悪かった。今朝もどうも調子が上がらず、大したことはできず。ただ、自分のありようみたいなことをつらつら思ったりしていたので、なんとなく充実感がないわけではない。それが今後の自分の生き方にどう影響するのか、あるいは単にそんなことを考えただけに終わるのか、は分らない。
いろいろと自分にあった形の自己(特に体調)管理の仕方を少しずつ掴みつつあるような感じがする。精神面のコントロールについてはまだはっきり結論は出ていないが。ここ二、三日、人と話していて自覚したのは、自分が「おっちょこちょい」であること。そのことは子どものころからよく分っていて、ケアレスミスで20点くらい落とすことはザラ、というタイプだった。それを如何に克服して試験でちゃんと点を取るか、というのが自分の受験対策の大きな柱だったことを思い出す。まあそれはつまり、一つの問題を解く時に、問題文をなるべく速くなるべく正確に読み、速く正確に解いて、全体の時間をなるべく余らせ、最後に徹底的に見直すこと、そしてそのときに自分が受け取った問題に対する理解をできるだけたくさんの面からとらえなおし、考え直して本当に自分の受け取った理解の仕方でいいのか、と思い直すことだった。試験の最中にとんでもない勘違いに気づくことも多々あったし、試験が終わってから気がつくこともよくあった。共通一次で物理の屈折の問題で屈折率の公式を分母と分子を逆に覚えていたことで30点近く落としたこともあった。まあこれはケアレスミスというより勉強の仕方がケアレスだったわけだが。
まあつまり、自分がそういう「おっちょこちょい」「早飲み込み」「物事の理解の仕方も取り組み方もケアレスになりがち」であることは、子どものころから自覚していて、それに対する対策を常に講じてきたわけだが、試験とか受験ということについては上記のような対策の取りようがあっても、人生においてそういうものの対策をとることは大変困難であった。
つまり、自分の理解の仕方が自信がもてないのでとにかく徹底的に考える。試験なら時間切れがあるが人生には明確なタイムリミットなどないのでとにかく考えすぎる。考えすぎて時機を逸するということが非常に多くあった。
また、自分で「これだ!」と思ったことでも実に間違いが多い。3年くらいやってみて「違ったなあ」と思うこともよくある。そこで引き返すべきなのか、続けるべきなのか分らないうちにずるずるやってしまって傷口を広げてしまったりする。
それが自分ひとりのことならいいが、人生においては多くの場合まわりの人を巻き込むので、やめるにやめられなくなることも多い。よく考えて決断したつもりでも、やっぱり考えが足りないことがほとんどなのだ。考えが足りないこともあるが経験が足りなかったり知識が足りなかったり、物の本質を見抜けてなかったりということなのだが。まあおっちょこちょいというのはそういうことだ。
まあそのへんどうしていくかが自分においては最も重要な自己コントロールの問題なのだと思う。まあそれも、そんなに遠くないうちに見えてくるような気もしなくはない。
***
今週号の「モーニング」でちばてつや賞に選ばれた新人作品が掲載されていた。私は絵があんまり好きではなかったので飛ばしていたのだが、ネットでみるとかなり高く評価する意見が多いので読んでみた。山本松季「氷の花」という作品だ。古代インカ族の「神の嫁」の話。一読して思ったのが、これは星野之宣が手塚賞を取った作品、「はるかなる朝」のモチーフにとてもよく似たものを感じるということだ。まあ影響を受けた、という程度に解釈しておいた方がいいのだろうけど。もちろん作品構成は全然違うので、何か疑義があるということではないのだけど。「はるかなる朝」という作品は私が中一の時のもので、非常に鮮烈な印象を受けた作品だったので、なんだか類似品という感じがしてしまう。ちょっと手際がよすぎる、うますぎるというところも似ているのかもしれない。
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こういう作家はのちのち方向性に迷う場面が出てくる気がする。まあでもまずは、いろいろ言わずに次回作に期待するべきなんだろう。「カレチ」の作者のように一部のモーニング読者が掲載を渇望する作家になってくれると面白いと思う。
***
なんだか自分自身を批判したあとは人の作品の評価も辛めになってしまうな。
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