書く気がしない、といいながらずらずら書く

Posted at 10/05/10

書くことはないことはないのだが、どうもあまり書く気がしない。かといって何か気になっていることがあるとか、すごく調子が悪いというわけでもない。気分的にはすごくよいのだけど、でも確かに体調は超調子いいかといえばそういうわけでもない。変なところは多々あるのだが気分がいいと言うだけだ。だから案外、こういうものを書く気が起こらないということは体調の問題とリンクしているのかもしれない。

頭の中は、星雲状態。書くことの萌芽のようなものはたくさんあるのだけど、それを書く必然性がどれも固まらないという感じ。古事記の中の「天地初発時」みたいな感じでもあるし、暗黒星雲から星が生まれて、少し光り始めた星がある散開星団の状態みたいな感じでもある。でもこんなふうに、現在の状態をどんな風にでも書いたほうが自分にとって精神状態をつかむにも体調をつかむにもいいんだなあと思う。こんなふうに、書く気がしないということから書き始める、というきっかけのつかみ方はときどきやらないわけではないけど、書く気がしないというのはきっかけがつかめないというだけのことで、きっかけがつかめるといくらでも書く気はあるんだということがよくある。書く気がしないと書きはじめたためにあまり書けなくなって本当はなんか書きたい意欲があってもそれを使い切らずに終わったりすると、それはそれで気持ちが悪い。

まあこんな風にでも書いてみたら、ちょっと頭の中の感じも体の感じも変わった。というか、自分を把握しやすくはなった感じがする。どうもあんまり調子はよくないみたいではある。

横浜カフェじかん。 (SEIBIDO MOOK)

成美堂出版

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昨日は友達と約束して横浜の石川町に出かける。港の見える丘公園のローズガーデンえのき亭で待ち合わせ。3時に待ち合わせたが少し遅れるということで、元町の通りをゆっくりウィンドーショッピング。思ったより家具屋とか雑貨屋が多くてへえっと思う。おそらくは前から多かったと思うのだけど、あまり目に入っていなかったんだろう。ポンパドゥール(パン屋)の奥のカフェスペースが『横浜カフェじかん』に出ていたのを思い出し、少しのぞいて見る。しばらく歩いていると救急車が入ってきた。歩行者天国になっているので誘導は大変だなと思ったが、交通整理はチェックのスカートをはいた(制服の)若い女性がやっていて、元町っぽいなと思った。横に折れて上に上る道を歩いて、外人墓地の横を上がって行き、公園に入る。ラベンダーが花盛り。バラは少し早い感じ。

音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)
岡田 暁生
中央公論新社

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まだ友達は来ていなくて、店内でバラのロールケーキとローズコーヒーを注文し、『音楽の聴き方』を読みながら待つ。店外のテラス席は犬連れの客が多い。友達が来てしばらく話をする。だんだん日が傾いてきたので店を出、ベイブリッジを見たあと中華街に下りる。肉まんを食べたりして、聘珍楼がやってるカフェに入って中国茶と月餅のセット。月餅が美味かった。お茶も美味しかったけど。さすがだと思う。ここでも結構長居。中華街も数年来ないうちに雰囲気が全然変わっていて驚いた。あの毒餃子騒動ではだいぶ打撃を受けたというから、その影響が大きいのだろうか。私より頻繁に来ている友人が驚いていたくらいだから、ここ最近の変化もかなり激しいのだろう。

7時ごろ石川町の駅に戻り、友人と別れ、私は元町に戻る。ポンパドゥールに行ってみたが、カフェはもう閉店していた。パンを3種類ほど買って出る。そういえばZAIMカフェアネックスはまだやっているかなと思ってさがしたのだが、うまく見つけられなかった。しかし、暗くなってから山手本通りを歩くなんてはじめての経験で、ある意味ちょっと楽しかった。

横浜駅に出て、さて夕食はどうしようかと思ったが、ルミネの5階に上ってファンケルのカフェに行ってみて、マクロビの豆腐ハンバーグ定食?的なものを食べた。食事は美味かったのだが、例によって飲み物が…有機コーヒーとか有機紅茶というものと、どうも私は相性がよくない。そのあと同じ階の有隣堂で本を探す。『音楽の聴き方』に出てきた村上春樹『意味がなければスイングはない』を買った。最初は立ち読みで済ませようかとルービンシュタインとゼルキンのエピソードを読みきろうとしたのだが、他のものも面白そうだったので結局買った。まあ多分正解だと思う。という感じで帰宅したのは10時ごろになった。楽しかったけどちょっと疲れた。

意味がなければスイングはない (文春文庫)
村上 春樹
文藝春秋

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今日はそういうわけで朝から集中してものを書こうと思ったのが出来ず、モーニングページは書いたのだがどうもそれ以上ものを書く気が起こらなくて放置してしまった。お昼は、近くのオフィスビルの前に出ている出張販売の弁当屋さんの、中国人の売り子のお姉さんの500円弁当で済ます。そのほか、ビックコミックを買ったりクリーニングに出してあったのを取りに行ったり。あとで、銀行を回っておけばよかったと思ったが気がつくのが遅かった。

3時ごろ出かける。まず日本橋に行って、丸善でノートを買い、本を物色するがなんか違うなあと思う。山本山に行って安いお茶を二つ買う。三越前まで歩き、半蔵門線で神保町に出る。何軒か本屋を見るがどうも違うなあと思いつつ、結局『街っぷる首都圏』を買う。超軽量、というだけあって、相当軽い。持ち歩くにはちょっと詳しさが足りない気がするが、大体の感じをつかむにはいいかもしれないと思った。

街っぷる首都圏

昭文社

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それからマザーズに行ってお弁当とおはぎを買う。このまま帰ろうとかと思ったが何かもの足りず、ディスクユニオンに行って2階のクラシック館で村上春樹で読んだゼルキンのベートーベンを見つけて買った。下のとはちょっと違うんだが。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
ゼルキン(ルドルフ)
ソニーレコード

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うちに帰ってからもぐずぐずしてしまって、結局更新は夕食後、午後9時ということになった。

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