金木犀の便り/減食

Posted at 09/10/10

秋もだんだん深まってきている。この間の台風が、秋の風を呼んだようで、朝夕はだいぶ冷え込むようになってきた。コスモスはまだ残っているのだけど、家の前が「八重葎茂れる宿の淋しき」という感じになってきていて、もう刈り取ってしまうものか、まだ花が終わるまで待つべきものか、考え中。

友人から金木犀のことを書いたメールがきて、そういえば東京は金木犀の季節だなと思う。信州のこのあたりはあまりこの木がなくて、あの匂いをかぐこともないのだが、今日東京に戻ったらあの匂いのする木の下を通るかも知れないなと思うと、少し心が弾む。

今朝は目覚めたとき、布団のなかで右腕がものすごく力が入っていて驚いた。右腕の力を抜こうとすると、今度は左腕に力が入って、どうも肩に相当力が入っているのだということに木がつく。体調をよくするために減食するように言われて、逆に食べたい食べたいという気持ちが起こることは前回と同じなのだけど、もっと自然に過ごそうと思えば思えるはずだと身体の力を抜き、深く長い息をするよう心がけて、背骨に息を通すようにする。だいぶ落ち着いてきた。食べないと調子が悪くなる、という思い込みがやはりかなり強いので、減食するというのはどうも悲壮な気持ちになってしまって、それはあんまりよくない。このことだけでなく、もっとおおらかな気持ちでものごとを受け止めないと、それが全部体調に現れてしまうタイプだけに、気持ちを平らかにしないといけないと思う。

減食をしていると通じが悪くなるのが通例だったが、今朝はヨーグルトを食べてみたらいい結果で、これはいいかもしれないと思った。食べ物を減らしていると、食べているときにしばらく食べられないのだからゆっくり味わって食べようと思うし、そうするとなんでも案外おいしいということに気がつく。これは前回減食をしたときも感じたことだが、今回の方がよりはっきりと感じた。おいしいものを少しだけ食べて、間食はしない。お茶やコーヒーも、食事のときだけにする。そのほうが、食事のときの味覚が新鮮に感じられる。喉が渇いたらとりあえず水を飲む。それも、今のところあまり飲む必要がない感じがする。

朝食後、ふと思い立ってしばらく積んであった草の山を片付ける。もう少し乾燥したら、燃やさなければと思う。その後しばらくモーニングページを書き、活元運動をして、10時になったので山麓に出かける。今日は国道。まずまずの流れ。土曜はいつも運転していない人が入ってきて結構流れが滞るのだが、今日はそれほどでもなかった。途中で妹から携帯に電話が入り、山麓の駐車場にとめてからかけなおしたら何しろ話が止まらず、20分もそこで話してしまった。一度は話した方がいいようなことだったので、仕方がないのだけど、山麓にいる時間が少し減ってしまった。11時15分に出て、今度は土手道を帰る。土曜日の土手道はやはりゆっくりした車が走っていることが多くて、時間計算が少し狂うのだが、まあ何とか昼食時間に間に合った。母と少し話をして、職場に出る。

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by Luke Peterson

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