村上春樹『1Q84』のテーマ曲/日曜日の銀座で

Posted at 09/06/08

昨日。夕方銀座に出かける。教文館で本を物色。『1Q84』はまだ店頭に復帰してないなあ。そのあとブックファーストにも行ったけど、ここにもなかった。せっかく売れているときにものがないと言うのはどうなんだろう。それもまた飢餓感を煽っていいのだろうか。

1Q84 BOOK 1
村上春樹
新潮社

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山野楽器に行って『1Q84』に出てくるヤナーチェクの『シンフォニエッタ』を買った。セルのクリーブランド管弦楽団版ではなく、バイエルン放送交響楽団のものだが、なんだか吹奏楽っぽくて楽しい感じの曲だ。まだ聴きこんでないから感想を言えるほどのものではないけど、なんだかストーリーの幕開けを感じさせる曲ではある。この小説、そういう意味で言うとちゃんとテーマ曲とか劇中挿入曲みたいなのが随所にあって、映画か芝居を見ているようなつくりになっているんだな。その曲の意味を考えるのもいいけれども、音響効果として音楽を感じたほうがいいのかもしれない。

ヤナーチェク:シンフォニエッタ
クーベリック(ラファエル)
ユニバーサル ミュージック クラシック

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バルトーク : 管弦楽のための協奏曲 / ヤナーチェク : シンフォニエッタ
クリーヴランド管弦楽団
Sony Music Distribution inc. (JDS) =music =

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そういえば、『ねじまき鳥』のテーマ曲は『泥棒カササギ』だったが、まだ聞いたことがない。なんか村上の販売戦略に乗せられるのがなんとなく癪であまりそういうのを買おうと思ったことがなかったけれども、販売戦略と取るよりは村上の表現しようとする世界をトータルで感じるにはちゃんと音楽を聞いたほうがいい、つまりちゃんと聴かないと村上の表現しようという世界がちゃんとはわからない、ということなのかもしれないとヤナーチェクを聞きながら思った。

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社

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ロッシーニ:序曲集
ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ ノリントン(ロジャー)
EMIミュージック・ジャパン

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また『泥棒カササギ』も買ってみようかな。

四丁目の角でいつも買っている花屋にいってみたが、昨日は店を出していなかった。日曜日は出していないのか、もう1階で売るのはやめたのか。三越の地下にいって柿安のお弁当を買ったら、鳥の唐揚のあんかけをおまけにつけてくれた。

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