不調/職人芸/『公家侍秘録』

Posted at 09/05/18

昨日。どうも調子が出ない。腹具合もよくないので夕食はヨーグルトとフルーツだけで済ませた。一つのものを集中して読む気もしない。12チャンネルの、家訓を守る老舗企業特集みたいのを結構じっくり見てしまった。開明墨汁、北星鉛筆、糀屋味噌、正次郎刃物。何十年も前に作られた古い鉛筆をつくる機械、研究を重ねてさまざまな墨汁を作り出す開明、大豆と糀が一対一という割合を守り続ける練馬の味噌屋、「火造り」=型押しでなく火を入れて打って伸ばすことで成型する包丁の作り方を守り続ける鍛冶屋。こういうのを見ていると確かに感動する。早めに寝て、朝は6時前に起きたが、どうもやはりまだ調子が出ない。昨日買ってきておいた紫色の菊を生ける。傾けて生けてみたのだが、剣山にプラスチックのを使ったので重さが足りず、倒れてしまう。仕方ないのでまっすぐに生けなおす。落ちた花をコップに入れてみる。これもきれい。

昨日図書館に返すはずだった本を返し忘れたので、散歩に出かけるついでに時間外窓口に返却。帰りにパンと水とを買って帰る。ビックコミックの増刊も。久しぶりに高瀬理恵「公家侍秘録」が掲載されている。今回は名筆の偽造をめぐる話。江戸後期の京都の文化をよく研究しているなあと思う。登場人物が現代的なのは仕方ないが。

スピンオフ作品(公家侍秘録の登場人物である齋之介と千香の夫婦が主役らしい)で、『表具屋夫婦事件帖』というのが出ているらしいので、これは探してみようと思った。

表具屋夫婦事件帖 (ビッグコミックス)
高瀬 理恵
小学館

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by Luke Peterson

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