『風邪の効用』など
Posted at 09/03/30
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月曜の夕方。在信州。用事があって今週は在京を早く切り上げ、今朝の始発の特急で信州に逆戻り。こちらはまだ寒いが、昼間はコートを着て歩いていると少々暑苦しい。加減が難しい。午前中父に愉気し、野口晴哉『風邪の効用』(全生、1962)を読む。しばらく野口の著作に重点的に取り組もうと思う。
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『風邪の効用』はちくま文庫でも出されていることからも分るように一般向けの著作で、『整体入門』と並んでとっかかるにはいい。しかし今日読み直してみて思ったが、そんなにやわなものではない、骨太だ。分りやすいように具体的に言っているけれども実際に実践するとなると当たり前だが読んだだけで出来るものではない。ただこういうものがある、ということを知って野口整体の門をたたくためにいい、ということと、実際にその探求に取り掛かったころの備忘と言うか、「あれ、なんだっけ?」というときのために実際のやり方を書いている。『整体入門』は野口整体のさまざまな構成要素や考え方を簡略に書いていて全体像が見えやすいが、『風邪の効用』は風邪という問題に特化していろいろな問題の所在やその対処について書いているのでこちらの方が射程が長いとも言える。『整体入門』は『家庭の医学』的な応急処置の方法みたいに使ってしまいがちだが、『風邪の効用』のほうはその先に深いものがあることを認識させられる。入門書としてこの二冊がちくま文庫に入っていることは、意味深いことかもしれないと思う。
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昨日やや体調を崩し、夜は夕食をほとんど取らなかった。その残りを弁当にして朝の特急の中で食べる。とにかくこの体調の悪い状態を車内で経過させようと思っていたら、ほとんど寝ていた。体調はまだ万全とはいえない感じだが、まあだいぶ楽にはなったと思う。
午後妹とその娘が来るというのでバスターミナル、といっても駅前なのだが、に迎えに行く。駅の駐車場が満車なので駅前のデパートの駐車場に止め、店内で花を買って駐車料を節約。水仙系の花だが、名前はよく分らない。帰ってきてしばらく話をして部屋に引っ込み、本を読みつづけて気分転換に花を生けた。まさに生け花、というような生け方になったが、たまにはこういうのもいいだろう。

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