資源高騰と米国発金融危機

Posted at 08/11/03

12チャンネルの米大統領選の特集番組で、アメリカの金融危機の直接のきっかけが、中国の経済成長による資源価格の高騰によるインフレ懸念にあった、という説明はわかりやすかった。インフレ懸念が金利を上昇させ、住宅需要を落ち込ませて住宅価格を下げ、それがサブプライムローンの焦げ付きを生んだ、という説明だ。もちろんこうした住宅バブルはいつか崩壊する、ということはあるにしても、そのきっかけが中国の発展による資源高騰にあったというのは目が覚める思いがした。

また日本のバブル崩壊は企業の所有する資産の価格暴落による不良債権化がもたらしたものだが、アメリカのサブプライム問題は家計の資産の暴落による不良債権化にあったというのも彼我の経済の中心の違いを示唆するものとして興味深い。経済に関してはやはり12チャンネルの番組は参考になる。

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by Luke Peterson

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