京極夏彦原作「巷説百物語」ほか
Posted at 08/10/27
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昨日は疲れていたので早く寝た。今日起きたのは午前4時。朝の時間は貴重なので、これくらい早く起きられるといいのだが、しかしもう10時だ。一日に24時間しかないことに変わりはない。
『コミック乱』の12月号を境川のファミリーマートで買ってくる。この号は面白い作品が多い。荒木俊明「幕末志士列伝」は吉田松陰、野山獄のくだり。いろいろなもので読んだことはあるが、知らないことも結構あった。武士の牢獄には独房に鍵をかけない、ということは知らなかった。松陰が講師になって講義したり他のものが師匠になって手習いをしたりという話は聞いたことがあるが、実際にどうしていたのかよくわからなかったけれども、独房に鍵がかからないなら事情は分かる。なるほどと思う。また、金子重之助がなくなったときに獄内で追悼の句会を開いたという話も知らなかった。また同獄の富永弥兵衛が松下村塾で教えたという話は知っていたが、彼が国木田独歩の短篇『富岡先生』のモデルであったとは知らなかった。
ちるとても香は留めたり園の梅 松陰
彼の辞世、「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留置まし大和魂」を髣髴とさせる。
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高見まこ「一十郎とお蘭さま」。二人の仕えていた殿様との再会。しかし現実は酷く…という展開。このマンガ、最初は単純な話だと思っていたのにどんどん中身が濃くなっていく。京極夏彦原作・日高建男画「巷説百物語」。芝右衛門狸のくだり。これは面白く、今まで読んでいなかったので前号も引っ張り出して読んだ。これは京極が直木賞をとった作品だったと思うが、一つ一つのこれだけのものなら全体でもかなり面白いだろう。小説的なつくり込みがかなりあってそれをマンガで表現することの良し悪しというものを感じるが、面白いことは面白い。なんとなく偏見があって京極の作品は読まなかったのだが、そういうのってよくないなあと読み直してみると思う。
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八月薫「浮世艶草子」絵が上手い。近藤崇「陶魂」佐渡の無明異焼の起源。どの作品もどんどん単行本化されていてリイド社はすごいな。
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