滅亡について/横浜ベイクウォーター
Posted at 08/08/26
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昨日。午前中に買い物をして日用品の足りない物を買いに行く。自転車で西友に出かけた。行きはほとんど雨が降っていなかったのに、帰りは本降りに近い雨になっていて、かなり濡れた。この時期、こんなに雨が降っていたことはあまり記憶にない。涼しいのはいいけれども、日が照るときとのアンバランスで体調を崩しやすそうだ。地下鉄はあまり冷房が効いてなくてジャケットを着ていると暑かったのだけど、JRに乗ると冷房ががんがん効いていてジャケットでも寒いくらい。これは対応が難しい。
昼食後、友人との約束で蒲田に出かける。大手町で降りて東京駅から京浜東北線に乗り換えたとき、京浜東北線のホームは屋根が木造であることに今更ながら気がついた。

田舎の駅でも木造の屋根が廃されて金属の構築物になりつつあるのに、東京駅がいまだにそういう上屋を持っているということは何だか嬉しい。レンガ造りの丸の内口の駅舎もいいけれども、こういうちょっとしたところに昔の味わいが残っているのは魅力的だ。
蒲田で友人と落ち合い、打ち合わせをして用事を済ませる。湯沢屋へ行ったのだがなかなか面白い場所だ。自分が洋裁をするわけではないからそう行くところではないけれども、シャツのオーダーとかも出来るようだし、安いから一度頼んでみてもいいかなと思った。用事を済ませた後横浜に出る。東京-蒲田間が210円、蒲田-横浜間も210円だった。東京-横浜間は450円だから、蒲田で一度降りた方が安い。急いでいるときはともかく、暇なときは蒲田で湯沢屋を覗いてから横浜に出るのも一興かもしれないと思った。
ルミネの中の南インド料理のカレー屋さんに。開放的なつくりで、味もなかなか美味。横浜は開放的で落ち着くなあ。東京はやはり最前線の緊張感がある。横浜は、田舎でもなくお洒落で開放的で生きるにはいい場所だなあと思う。石川町あたりに住めたらいいな、という話をしていたら、今の下町よりは似合うんじゃないの、といわれた。先立つ物さえあれば、元町とか山手あたりに住みたいもの。
場所を変えて、そごうの先に新しくできたベイクウォーターというところに行く。ここはなかなかお洒落。雑貨屋で携帯を持ち運んだりするのに便利そうなウェストポーチ?をためしに買ってみる。こういうものは慣れないからよく分からない。ハワイ風のバー?で軽く飲む。港がよく見える。リーズナブルな値段なのに結構ゴージャスに感じさせるつくりで、なかなかよかった。結構いろいろ話し込んだ。最近、「世界の滅亡」というテーマというかイメージというものが自分の中から出て来ているという話などする。これはこのブログでもあまり書かなかったけど、最近世界の滅亡と誕生、みたいなテーマの話に自分がすごく関心があることに気がついた、ということ。ナルニアが好きなのもナルニアの誕生と滅亡がこの話に書かれていることだし、チャーンの都の滅亡など、違った種類の滅亡譚もある。ダンテの「地獄篇」などが好きなのも同じ系統なんだろうと思う、というような話をした。あまりその話は続かなかったけど、ついでにここに書いておく。
共通の友人のホームページ、というかブログの話になり、絶対見ろというので帰ってから見たのだが、しみじみした。武田泰淳『滅亡について』を読みながら東海道線で東京へ。もうたくさん書いてしまったからあれだが、この評論集はなかなかいいし、終戦直後の南京路の――ということは上海か――、戦勝国民たちと敗戦国民たちの明暗の別れ方など、その描写はとてもリアルで、引き込まれるものを感じた。この方面の作家は今までほとんど読んでないのだけど、読んでみてもいいかもしれないとおもった。
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帰って詩のメルマガとブログの作業をし、友人のブログを見、寝る前にナルニアの『魔術師のおい』のチャーンの都のくだりを読み直した。今読むとルイスがそこにこめた寓意がかなりあざといくらいに見えてしまうところもあってそういうところはあれなのだが、滅亡と新生の流転する世界、「われわれの世界」へのいましめ、といったところは読んでいてよくできているなあと思う。少年向けでなければこれだけストレートには書けないだろうけど。おかげで寝るのが3時になったのに、今朝は6時に目が覚めてしまった。またどこかでまとめて睡眠をとる必要が出てきそうだ。
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