高崎のだるま弁当/小林多喜二『蟹工船』
Posted at 08/05/28
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昨日帰郷。出掛けに丸の内丸善で最近気にかかっていた小林多喜二『蟹工船・党生活者』(新潮文庫、1953)を買う。ワーキングプアの人たちに人気だというが、さてどんなところが評価されているのかと思い。このプロレタリア文学の代表作、名前は中学時代から知っていたが今まで読んだことはない。こんなきっかけでもなければ読むこともないだろうと思い、読んでみることにしたのだ。
東京駅の売店で高崎のだるま弁当を購入して新宿で特急に乗る。疲れが出たのか弁当を食べたあとは車中はほとんど寝てすごす。郷里についても気温はかなり高い。飲みかけのエビアンを車内に忘れてきてしまった。
夕方から夜にかけて仕事。あたらいい仕事も入ったので結構忙しかった。重畳重畳。昼間は暑かったが夜は急激に気温が下がり、9時過ぎにはストーブを点けた。プロフェッショナルを見ながら夕食。UNHCRで活躍する女性。すごいものだ。入浴後早めに就寝。
朝起床6時。4時ごろ目が覚めればやれることはたくさんあるのだが、なかなかそうもいかない。朝は近くのローソンでスーパージャンプを買う。『王様の仕立て屋』ニューヨーク編スタート。ニューヨーク支店長フレデリカのキャラクターがなかなかよくかけていると思う。朝食後、銀行で少し用事を済ませ、職場で仕事を片付けた後、30分ほど歩いて蔦屋まで。コミックゼロサムを買う。『ランドリオール』はアカデミー騎士団編続き。ティティの活躍が素晴らしい。
歩いた途中の風景。中門川の川中に咲く花菖蒲。アイリスというべきか。

新六斗橋を渡って上川の上流を望む。

帰ってきて疲れが出て少し休む。朔太郎を少し読んだ後、『蟹工船・党生活者』を読む。
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小林多喜二『蟹工船』。現在36/139ページ。当時の下層階級の生活の描写、蟹工船の中の酷い居住空間からはじまり、苛酷な労働の描写。しかし、どことなくユーモアがあって、読んでいてあまりいやな感じがしない。そこがこの作品がプロレタリア文学の代表作視される所以なのだろう。私が印象を受けたのは風景描写。海の風景の描写は素晴らしい。また、主語が省略されている文章が多かったり、会話文に方言やスラングが多用されているので、少しひっかかりながら読んだ。慣れてくるとそれも魅力なのかもしれない。
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