やりたいことをやるとはどういうことか

Posted at 08/05/08

昨日。10時半に出発し、地元の書店で『ダヴィンチ』を買う。新宿に出て帰郷。今回持参した本はポーの原書、『ポー 詩と詩論』、古典新訳文庫版『カラマーゾフの兄弟』3巻、『文芸評論』の4冊。ポーはじっくり読まないと読めなそう。カラマーゾフはだいぶブランクが空いているので思い出せるかどうか。「これまでのあらすじ」みたいなものを読んでおかないと。よく見ると、巻末の解説に「2巻までのあらすじ」が出ていたので、それを読んでおこうと思う。

ダ・ヴィンチ 2008年 06月号 [雑誌]

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『ダヴィンチ』は、結局本、特に小説を紹介するための本、なのだな。私の主な目当ては『テレプシコーラ』なんだけど。どうも小説とは、特に現代の小説とはそりがあわないのであんまり読んでいて面白い記事はないのだけど、『人間噂八百』の広告が出ていたりして意外なところでへえっと思うことがある。車中では疲れが出て寝てしまっている時間が長かった。夜も12時ころ倒れこむようにして就寝。起床7時前。だいぶ寝た。

「やりたいことをやる」、ということはどういうことか、考える。「やりたいこと」、って「どういうこと」だろうと考えてみると、「それをやることを計画していると楽しくなる」ことじゃないかと思った。計画しているときが一番楽しい、ということはよく言われることだが、もちろん本当に楽しいのは実行しているときだろう。それがうまく行くと、必ずしも計画どおりではなくても、もっとやりたくなる。そうするとまた楽しく計画して、楽しく実行できる。そういうサイクルにうまく乗れると、「やりたいことをやって楽しいし、うまく行く」ということになる。これはだれにでも当てはまることかどうかはよく分らないのだけど、やりたいことをやる、ということにおいては、「楽しく計画する」ということが実は重要なんじゃないかと思った。ただあまりこだわりすぎると計画にこだわってしまって楽しくなくなることもあるので、大枠でポイントだけ押さえておくことが重要なのだろう。ハプニングがあってもそれをうまく許容し生かせる時間と心の余裕を持つことが大事なのだと思う。

その逆は、つまらないことを考えて、それに対する対策を考えてどんどん楽しくなくなり、実行してああいやだったと思い、また不安を抱えたり心配が浮かんだりしてまたその対策を考える…という悪循環だ。これには実に陥り易い、私の場合は。これも結局、よけいな心配をしたりよけいな対策を立てたりすることによって嫌なことがどんどんいやになる作用があるように思う。逃れられないことについて対策を立てたり対応したりすることはもちろん重要だが、先回りして心配しすぎると全く悪循環に陥る。少なくとも私にとっては、それでいい方向に行ったためしがない。

今朝はそんなことを考えていた。

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