朝の空気/『ギリシア・ローマ名言集』
Posted at 08/04/19 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
昨夜。やはり7時半過ぎから忙しく。帰宅は10時過ぎ。夕食、入浴、就寝は12時ごろ。
今朝の起床は6時。雨があがっていたので久しぶりに散歩に出る。川沿いに桜がよく咲いている。このあたりの桜の見頃は大体連休頃なのだが、最近は早くなったようだ。やはり朝の空気は違う。すべてのものが澄んで見える。朝の空気はポエジーの大事な源泉だ。つばめを見た。川面に花びらが流れていく。三好達治だ。
自分の郷里に対して何なのだが、このあたりの建物は風情がないというか、機能的に役に立てばいいという感じの面白くない建物が多い。これからは観光が重要な要素になると思うのだが、どうもそういう町並みを見て楽しむ、という発想がないんだよなあ。酒蔵が並んでいたり、お寺が並んでいたり、演出次第では魅力的な町並みになると思うのだけど、どうも金を節約して内輪の自己満足で済ませようという感じが強くて残念だ。
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『ギリシア・ローマ名言集』ローマの部。印象に残ったもの。
「愛はすべてのものを支配する。されば我らも愛に従おう。」ヴェルギリウス
・・・「私は周に従おう」、と孔子は言った。ある種の信仰告白。
「分別の心に、わずかな愚かしさを交ぜよ。時をえて理性を失うのは、いいものだ。」ホラティウス
・・・時を得ないで理性を失うことが多いのが問題なのだなと思う。
「努めて簡潔さを求めると、曖昧になる。洗練を狙うと、力強さと気迫が失われる。荘重さを表に掲げると、誇張に陥る。」ホラティウス
・・・伝統的に尊重されている文体の三つの長所、簡潔・中間・壮大にはこうした落とし穴がある、というホラティウス『詩論』中の警告。そのとおりだなあ。
「恋とは戦いのようなものだ。ぐずぐずしている者は身を引くべし。臆病者は旗幟を護持してはならぬ。」オウィディウス
・・・こういう考え、私は好きだ。実は。
「財産は賢者にあっては奴隷の地位にあるが、愚者にあっては支配者の地位にある。」セネカ
・・・これもよく分る。人の財産管理の話を聞いていると何のために?と思うことが多い。自分の番になったらどうなるかは別にして。
「人の命を奪うことはだれにもできるが、死を奪うことはできぬ。」セネカ
・・・これも似たようなことを考えたことがある。しかしよく考えてみたらこのセリフ、徹底的に絶望的なセリフだな。
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