モーツァルトと市民革命/『単身花日』最終回

Posted at 08/04/10

昨夜は仕事は少し長引いた。帰ってきて夕食、餃子、少し食べすぎ。『そのとき歴史は動いた』でモーツァルトを取り上げていた。モーツァルトと市民革命の関係をこれほど正面切って取り上げたものははじめて見た。かなりうまく出来ていたと思う。多少わかりやす過ぎる気もするが、テレビで歴史ものとしてやるならこんな感じが妥当なんだろうなと思う。モーツァルトもこの観点から作品を見てみると確かに面白いかもしれないな。入浴して12時前に就寝。

起床は7時を過ぎていた。雨がかなり強く降っている。少し疲れが出たのか、起きるのが遅い。父に愉気し、ミルクを飲んでごみを捨てに行ったり、職場で昨日残して置いた仕事をしたり。帰りにファミマに寄り、『ビッグコミック』を買って帰る。

今号の『ビッグコミック』は充実している。巻頭の『ゴルゴ13』はスケールが大きい。『宗像教授異考録』は神功皇后とカシオペア座の関係と言う謎に満ちたテーマ。『黄金のラフ』『花縄』『築地魚河岸三代目』『総務部総務課山口六平太』『かむろば村へ』『華中華』『ダブルフェイス』『太陽の黙示録』どれも充実した展開。これだけ揃うのは珍しい。

そして『単身花日』がいよいよ最終回。ラストがハッピーエンドになるか、アンハッピで終わるのか、どきどきしていたが、感動のラスト。重い話だったが、ラストまでぐいぐい引っ張られる素晴らしい話だったと思う。『中春こまわり君』「斬の章」、完結。これもどんどんエグイ話になっていたが、ラストは少し緊張を弛めて、広く受け入れ可能な形で終った。まあこういう展開が求められる時代なんだろうなあと思う。まあそういう微温的な終わり方が私自身も体質的には受け入れ易いのだが。しかしあまり尖ったものは受け入れられにくい時代なんだろうなとは思う。

ついでに『スーパージャンプ』の感想。『バンパイア』がかなりえぐくなってきた。『死神監察官 雷堂』は寡黙な主人公が少し喋りすぎの感がある。『高円寺チェリーボーイズ』はアイデア勝負だな。『きららの仕事』はややげんなり。『暁!男塾』は最近結構楽しみにしている。『プリンシパル』。民間登用の小学校校長の話。まあまあよく取材していると思うけど、逆に問題点が赤裸々で学校現場に勤めた経験のあるものとしては刺激が強すぎ、なかなか読めない。こういうもの、勤める前に読んでおきたかったなあと思う。まあその頃の学校現場は今よりずっと伏魔殿の部分が大きく、構造的な問題は表に出て来なかったから無理だろうけど。『トクボウ 朝倉草平』いつも無茶な展開、あまりうまくない絵なのに、結構面白いのが可笑しい。『華なりと』次回を読みたい。『王様の仕立て屋』が休載のせいもあり、今回はやや読み応えが薄かった。

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by Luke Peterson

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