「彼は面白い人生にするという約束を果たしてくれました」/書くことは小器用な技術の集積ではない
Posted at 08/02/12
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昨夜は早くに眠くなったのであまり何も出来ずに寝た。ライザ・ロガック『オバマ語録』の続きを読む。レトリックもうまいし信念もある。ES細胞研究の促進など政策面で賛成しがたい部分もあるが、おおむね面白いと思う。
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「バラクはお金持ちになることを約束してくれませんでした。ただ、面白い人生になることを約束してくれました。そして、その約束を果たしてくれました。」ミシェル・オバマ(オバマ夫人)
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栢野忠夫『動く骨』を読む。こういう通常とはパラダイムの違う本を読むときは、読み始めてどんどん行ってからなるほどと思うことが出てくるのではなく、読み始めたとたんに強くなるほど、と思ったり逆に強い違和感を覚えたりすることが多い。また、何の気もなく読んでいた言葉がだんだん引っかかってきて、実はそれがキーワードだった、ということも多い。
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motionとmovementの違いを自覚しなければならない、と推薦文を書いたダンサーのルカ・バリッキは言っているが、栢野はモーションは形を求め外見を繕ってただ動くこと、ムーブメントは「あらゆる要素が内在して表面化してくる」ことだ、と言っている。
これでは少し分かりにくいので私なりに解釈すると、形を求めて型どおりに動くことがモーションであり、体の底から動かされるその動きが形になって動いていくのがムーブメントなのではないかと思う。つまり、表面上の動きを追うのがモーションで、生命の動かないではいられないその原動力から動かされるのがムーブメントなのではないかと思うのだ。
原動力、と書いてダンテ『神曲』の第九天、『原動天』という言葉を思い出し、少しネットで調べて見た。これはprimum mobile、英語で言えばfirst movedという意味だそうで、神のいる至高天は不動だが、その神の力によって最初に動かされるのが原動天、という意味だろうと解釈した。そこから考えると原動力とは生命は不動だがその生命の力によって最初に動かされる力が原動力、というふうに考えて見ると面白いかもしれない。(この解釈は恣意的なものであることをお断りしておくけれども)
これは『書く』ことについても同じだと思った。書く、ということについて私は今までどちらかというと小器用な技術の集積だと思ってしまっていた面があったなと思う。そういうふうな考えに無意識に縛られていたので書けなくなっていたのだと思う。そうではなくて、生命の深層、精神と肉体の深層で人間を動かす原動力が言語という手段をとって現れるのが書くということなのだ。そう考えると書くということについて本当に自由な気持ちになれるように思った。
とりあえずまずそんなことを考えた。まだこの本、10ページくらいしか読んでない。
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用事があって区役所の支所に出かけ、印鑑証明を取る。もう10年以上行っていなかったので印鑑登録カードを探すのにすごい手間がかかった。カードは自動発行機のカードと交換して、発行機で証明書を取る。これなら休日でも区役所で取れるということが分かった。いろいろ便利になるものだ。
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