明日は9月11日/大連で開催されていた国際資本主義の中枢会議/安倍首相の狙いはどこに

Posted at 07/09/10

昨日。ポーっとした状態が夜まで継続。午前中はマンションの自治会の仕事。午後は何やってたか。相撲は見た。琴光喜が強かったな。朝青龍がいないのは、基本的にそんなに気にならなかった。いなくても興行としては成り立つだろう。初場所で復帰するとしたら、どんな雰囲気になるのか。最初はきっと、かなり違和感があるんだろうと思う。

明日は9月11日。1973年にチリのアジェンダ大統領がアメリカに支援されたピノチェトにより殺害されたクーデターから34年。米ソが仁義なき戦いを続けていた冷戦時代の一つの衝撃的な事件。五木寛之の『戒厳令の夜』にも書かれていた。ラテンアメリカで9・11といえばいまだにこの事件のことだそうだ。

大連で世界経済フォーラム(いわゆるダボス会議)の夏季会議が開かれていたらしいのだが、日本ではほとんど全く報道されず、全然知らなかった。日本からも竹中平蔵氏らが参加していたようなのだが、日本企業もほとんど参加せず、存在感はほとんどなかったという。大連でこれが開かれたということはもちろん中国政府がかなり肩入れしているということだろう。

これはアジア太平洋の政治指導者がAPECのためにシドニーに行ってしまったその裏になったので日本では注目度が低かったということもあるのだろうけど、『人民日報』には温家宝の質疑応答などがかなり詳しく取り上げられている。世界経済への影響力という点では、まあ間違いなくダボス会議のほうが上だと思うのだが、日経の記事でもどうもあまり強い関心もお互いになかったようだ。国際資本主義というのは好むと好まざるとに関わらずこの会議を中心に動いているという話を聞いたことがあるが、何か決定的な位相のずれが日本と国際資本主義の間にはあるのかもしれない。中国やインドはこれにぴったりとついて行こうとしているのだと思う。(ダボス会議とか、ビルダーバーグクラブとか、実際にはどんなものだか私にはよくわかってないのだが)

安倍首相はインド洋での海上自衛隊の活動を国際公約とし職を賭す決意を述べたが、どうもなんとなくよくわからない。筋論からいえば「憲法改正に職を賭す」とかいうならよくわかるのだが、海上給油に政権の命運を賭けるというのはどういうことか。一説では否決されて総辞職しても国際的な非難が民主党に集まるようにして、新政権で再度成立を図ればよく、スキャンダルでどろどろになってやめるよりは体面を保って捲土重来も図れる、という見方(こちら)もある。たしかに民主党を巻き込んで民主党にもダメージを与えて退陣するくらいしかもう道はないんだろうとは思う。返す返すも参院選の前の政局への対応の酷さが現在の馬鹿げた事態を招いているということは認識されなければならないだろう。

日本ハムは2000本安打の田中幸雄の引退が事実上決まったと思ったら昨季日本一、今年も首位を走るヒルマン監督の今年限りの退任も決まるという、相変わらずよくわからない球団人事が炸裂している。しかしこれだけいろいろあるのにみんなよく野球がやれるなと思う位なのだが、それでも強いんだから本当に不思議なチームだ。さすがに昨日一昨日は連敗だったが、多分また勝ちだすだろう。球団の強さに必要なものって、一体何なんだろうなあと最近よく思う。

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