体調不良/女性候補に投票した/参議院選挙の楽しみ

Posted at 07/07/29

金曜夜に帰京。電車の中ではオルハン・パムク『雪』を読み続けていた。最近ちょっと本を読みすぎていたせいかどうもバランスが崩れ勝ち。

昨日は午前中はずっとのんびりだらだら過ごす。何もしないでのんべんだらりとマンガを読んで過ごす楽しさ。こんな感じは数年ぶりかも。午後から新宿に出てカフェユイットや伊勢丹の地下のオーガニック屋に行ったのだが、冷房の中に長くいすぎたせいか体調を崩し、トイレに駆け込む破目になった。しかしまあ、からだの中の排出機構がきちんと作動しているということだから、ある意味健康なんだと思う。帰りに紀伊国屋に寄ったらカズオ・イシグロのまだ読んでない本の文庫化のものと、オルハン・パムクの新規翻訳本が出ていた。いろいろな意味でもう少し余裕が出来たら読んでみようと思う。

充たされざる者 (ハヤカワepi文庫 イ 1-5)
カズオ・イシグロ,古賀林 幸
早川書房

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イスタンブール―思い出とこの町
オルハン・パムク,和久井 路子
藤原書店

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今朝は6時過ぎに起きて、洗濯したり。いつもの日曜朝の番組がなくなっているのが多く、夏休みの編成なんだなと思う。天気はまだ全然夏っぽくない。もっとからっと晴れてくれないか。多少熱くても、湿気が少なければ耐えられるのだけど。でも日本はスペインじゃないからなあ。

7時に投票に出かける。投票所の小学校は結構混雑していた。今回は結構投票率が高いんじゃないかな。党利党略を超えて、投票率が高いのはいいことだ。それに見合った候補者がでていればもっといいんだけど。

まだ投票時間中だから具体的な候補者名は書けないが、選挙区・比例区とも女性候補に投票した。政策や主張がはっきりしている人たち。普段書いていることから分かるように私はアンチフェミニストなのだけど、最近投票する候補は女性が多くなっている。男性候補に魅力的な人が少ないということもある。なんというか、年金問題とかなんだとか、いかにも「こういっとけば当選できる(はあと)」みたいなことを言ってる人に投票する気には全然なれない。当選のことばかり考えている人より、現代の日本のこういうところをこういうふうにしたい、という主張を、理念だけでなく実現性というか手触りを持って主張できる人に投票したいものだ。いつも思うが、そういう人は本当に数少ないし、そういう人がいても自分の投票権のある選挙区に出ていることはほとんどない。

しかし、参議院選挙のように選挙区の規模が大きい(東京都全体とか、日本全体=比例区)とかになるとまだそういう人がいる可能性が高い。投票したい人に投票することができると嬉しい、という立場から言えば、衆議院総選挙のように決定的な影響力を与えることはできないけれども、参議院選挙は結構楽しいともいえる。少なくとも今回投票した二人は、自分では非常に納得のいく候補者だった。

今後の政局については、まあ実際、国民の賢明な投票権の行使に期待するしかないのだが、なんとなく日韓戦PK負けの嫌な雰囲気を引きずっているので、梅雨明けに相当するような清々しい結果を期待したい。無理かな。(って言うかどういう結果なら梅雨明けなんだかよくわからんが)

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