目黒から白金台/矢沢あい『NANA』

Posted at 07/06/24 Trackback(2)»

都ホテルのロビーのラウンジを少し楽しみたかったのだが、どうも冷房病っぽくなったのでさっさと退散することにした。目黒行きの無料バスが出ていたのでそれに乗ったが、ほとんどの乗客が株主総会に出ていた人。会場での頭の痛いおしゃべりによけいに付き合う破目になって失敗したと思った。総会を渡り歩いている人も多いらしく、明日はエイベックスだ、といっている人もいた。

目黒につく。久しぶりだ。昔は友達が目蒲線沿線に住んでいたのでよく行ったのだが。よく行ったとんかつ屋を探したが、もうなくなってるようだった。駅ビルの上のとんかつ屋に。ヒレ100グラムの定食を頼む。ご飯のお替りを頼んだら可愛い子がすぐ横まで来て渡してくれてなんか得した気分。二つ隣のおじいさんが耳がよく聞こえないらしく注文の行き違いがあったみたいで怒って出て行った。若いときから聞こえなければ手話とか覚えてそういう時も多少は役に立つかもしれないが、年を取ってから耳が聞こえなくなるとそういうことも出来ないし、怒りっぽくもなるんだろうなあと何だか店員とおじいさんの両方に同情した。

調子がよければ久しぶりに庭園美術館にでもよろうかと思ったがやはりまっすぐ帰ることにし、ちょっと体温を戻そうと白金台まで歩く。そういえば、朝総会に行くために白金台の駅で地上に出たらDeNAのイケメン社員が案内板を持って立ってる横で、聖心の小学生の子が制服で二人、学校説明会の案内板を持って立っていた。お受験らしき母子連れもずいぶんいたなあ。ああいう案内、生徒がやるのはやはりすごく感じがいい。聖心の子ならなおさら、だろう。

家に直行して帰る。少し作業していたら友達から電話があって4時間くらい話した。その中で矢沢あいの『NANA』と土屋アンナの話が出て、面白いと思ったので夕飯を買いにいくついでに単行本の第一巻を買ってきた。

NANA (1)

集英社

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今書こうと思っている小説の題材というか参考資料というか、というよりは発想のヒントというか、そういうものになりそうな感じはある。奈々とナナの二人の主人公。前半は最初あまりにうざったくて読みにくかったが、だんだん話が収斂していくにつれてノリを理解してくるとまあ読めるようになった。そういえば『恋愛寫眞』もそうだったな。後半のナナを主人公にした話は、なんかストレートで分かりやすい。よりフィクション性が高いからだという気もするし、孤独感の高さというのが常に自分に訴えかけるものがあるからなんだろうと思う。

第1巻はプロローグ的な感じなので、今のところなんとも言えないが、続きを読みたいという気持ちにはなった。私は流行りモノは苦手な方で、『ガンダム』『エヴァンゲリオン』『のだめ』と行ったあたりは全く手をつけていない。でもまあ好むと好まざるとにかかわらず、そういうものを少しはのぞいておいた方がいいのではないかと最近は思っている。

『ワルシャワの柔肌』『ストリッパー』少しずつ見たが、何だか疲れて(やはりPCの画面で映画を見るのは疲れるな)あまり見られなかった。

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