日本晴れ/日本叩き/日本一と東京らしさ
Posted at 07/04/29
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今日は朝から日本晴れ。一昨日の夜に東京に帰ってきたのだが、昨日は疲れが出てほとんど寝ていた。夜10時過ぎに少し出かけて夕食の買い物などし、『Yahoo!インターネットマガジン』06月号を買って帰ったがそのあとあまり何もやる気がせず、また寝た。今朝は4時前にあまりに寝すぎたせいで腰が痛くて目が覚め、かったるいから眠いと思っても寝られないので正座したり活元運動を試みたり。おかげで夜がだんだん明けてくるさまをじっくりと見られた。こんな朝に日本晴れ。美しい空。夜明けってやはり感動的だ。
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連休の朝のテレビを見る。皇室の動き、みたいな番組を見てスウェーデン国王が来日していたことを知る。晩餐会にノーベル賞受賞者が招かれていてはじめ意味が分からなかったのだが、ノーベル賞はスウェーデンなんだよな。北欧の小国(というには面積は大きいが)が世界的な売り物を持っているということなんだ。
7時半過ぎにカメラを持って出かける。空が本当に美しくて、何枚も写真を撮る。空の青さは分かるけど空の広さは分からない、と歌ったのは松山千春だが、ブログの写真もまさにそうだな。空の広さが伝わるメディアはありえるか。空より広いものはないからなあ。

昨日はほとんど寝ていたが、覚めているときは『王様の仕立て屋』の古い単行本を読み、全部読んでしまうと『ギャラリーフェイク』の単行本を読み始めた。『王様の仕立て屋』は今なお絶好調という感じだが、ギャラリーフェイクはある時期から作者が飽きてるんじゃないかとか絵が荒れてるなという感じを持ち始めた。こうして久しぶりに見てみるとそういうところがありあり。しかしときどきこの回は気合が入ってるなというのがあって、そういうところが面白い気がしないでもない。
***
本屋で立ち読みした『Will』に日本は「従米慰安婦」だ、という表現があってちょっと感心した。「従韓慰安婦」とか「従中慰安婦」でもあるような気がするが、米に関して最も抵抗できない感じはする。
昨日ちょっと思ったのだが、アメリカが今この問題を持ち出してきたのはチャイナロビー(の走狗のホンダ下院議員)とか在米コリアンの運動というのもあるけれども、アメリカ自体が「過去の正当化」に神経質になってるんじゃないかという気がする。やはり、どう考えても核兵器を世界最初に使用し大量殺戮を行ったということについて、アメリカ人の心ある人はやはり正当化しにくいものを持っているのではないかと思う。まあ意識してない人のほうが多いのは確かだけど。ドイツ人がナチスの呪縛から逃れるために日本を悪者にしたがるのと同様、アメリカも過去の忌々しい記憶を正当化するために日本は悪者にしておかなければいけないという決意のようなものがどこかにあるような気がする。
日本人は以前に比べるとこの手の問題はもはや中韓のプロパガンダの小道具に過ぎないと言う醒めた認識を持つ人が多くなっているし、そういう意味では戦後はもう結構終わっていると言えるのだと思う。もちろん教育による再洗脳の畏れはいまだに残ってはいるけれども。アメリカは自分の自信がなくなると他国を叩くという悪い癖があって、その中でもいちばん叩きやすいのが日本なのだ。経済的にやばくなるとジャパンバッシングに熱心になったことは記憶に新しいが、イラク戦争が泥沼化して倫理的にやばくなってきたからまたセックススレーブだのという悪魔的な煽動用語を使って日本を攻撃している。これは「エスニック・クレンジング」と並ぶ米国発の悪魔化用語だ。エスニッククレンジングが米国のPR会社によって生み出されセルビアの悪魔化に大きな貢献をしたけれど、今回の日本たたき、というか安倍たたきにはどこの会社が噛んでいるのだろう。日本もこういうときはPR会社をもっと使って頑張ってくれないと困るな。
昭和天皇の靖国発言問題にしても、安倍訪米・昭和の日の時期を狙ってこういうものを持ち出してくる朝日新聞の狡猾さにも呆れるばかり。これだけの世論操作を試みるのは朝日新聞だけの意志なのだろうか。その背後に特定の勢力、あるいは外国の勢力があるのだろうか。最近、そういう発想もただ荒唐無稽なだけではないような気がしてきている。
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テキスト庵の更新情報がアクセスカウントの多い人が大きく、少ない人が小さく表示されるようになっている。私が更新報告をしたとき、第三次世界大戦でも勃発したかと思うような巨大なフォントで驚いたのだが、人類滅亡でも告げるくらいのもっとでかいフォントの人もいて格差社会と言うにはなんだが(素)の方が品がいいと思った。
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頬っかむりの中に日本一の顔
というのは大阪のスーパースター初代中村鴈二郎を歌った句だが、そういえば東京の役者に「日本一」という形容詞がつくことはあまりない。またテレビで「地元の意外な日本一」というのをやっていたが、そういうのにでてくるのは地方ばかりだ。あんまり考えたことなかったけど、東京は日本一というのはもう当たり前のことだから、最初からそんなこと考えないんだよなあ、と思った。私も地方で育ったから日本で何番、とかいうことをよく考えて誇りに思ったり悔しがったりしていたが、東京に出てからは全然そういうことを考えなくなった。でもまあ、今でも世界一とかそういうことにこだわる人はまだいるし、そういうことを考えると、日本は世界の中では一地方なんだなあと考えざるを得ない。
明日は東京へ出て行くからは 何が何でも勝たねばならぬ
とは大阪の天才棋士・坂田三吉を歌った『王将』の一節だが、やはり大阪を筆頭として地方の人たちは東京に対してそういう肩の力の入り方をするんだよなあと思う。地方の方がJリーグにしてもプロ野球にしても客が入るのは「日本一」に対するこだわりが違うからかもしれない。
上海に世界一高いビルが、とかそういうニュースを聞くとどうも滑稽な気がしてしまうが、日本選手がアメリカのプロ野球で活躍、ということに大騒ぎをして、「大リーグでも史上何番目の記録!」なんてことにこだわるのも結局おんなじことだよなと思う。
ただアメリカとかニューヨークとかはいまだに世界一とかそういうことに結構こだわる国や都市であることは確かだ。その辺は東京とはどこか違う感じがするところもある。
東京にも東京の東京人にしか多分理解できないプライドのようなものがあって、たとえば地方の知事や市長を務めた経歴のある人物なんかが東京都知事に選ばれるということはまず絶対ないと思う。内務官僚・学者・放送作家・作家といったような、「都市の匂い」、それも東京的な匂いのする人間でなければ都知事には無理だ。石原慎太郎もつまりは「オレ以外に東京の顔はない」ということを言っているだけであって、確かにほかの候補では無理だっただろう。NHKのニュースキャスターや国連事務次長ですらダメだったのだ。東京人の東京へのこだわりは実は結構強い。そして本質的にはそれは「東京らしさ」への愛、なのだと思う。日本一東京らしい都市は東京しかありえない。
私も最近は、それが分かるくらいには東京人になってきたな、と思う。今日は昭和の日。昭和は遠くなりにけり。サンマ苦いかしょっぱいか。
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"日本晴れ/日本叩き/日本一と東京らしさ"へのコメント
CommentData » Posted by Noko at 07/04/29
テキスト庵の件、わたし以外にも同じように感じている人がいるのだとわかり嬉しくなりました。テキスト庵の設立時、目指していたのはフォントを無駄に大きくしたり小さくしたりしないサイトだったのではなかったか、と思ってみたりしたのですけれど。ビジュアル的に辛いです。(素)のほうに、ブックマークを換えました。残っててよかったです。
少し体調を崩し、休職しています。昔読んだ本を引っ張り出して、優雅に読書三昧、とは行かない日も多いのですが、過去の自分との感じ方の違いが、面白いです。
それでは、また。
CommentData » Posted by kous37 at 07/04/29
>テキスト庵の設立時、目指していたのはフォントを無駄に大きくしたり小さくしたりしないサイトだったのではなかったか、と思ってみたりしたのですけれど。
ああ、そのとおりですよね。最近、はてなブックマークなど、タグの重要度をビジュアルで表現するのが流行っていて、たぶんその流れに乗ってるんだろうとは思うんですが。それをやってる人たち自身の認識としては「無駄に」大きくしているわけではない、というんでしょうけどね。ビジュアルとしてでてくるものは「フォントいじり系」(もう死語だ)とおんなじなんですが。
体調を崩されているのですか。どうぞお大事に。回復をお祈りします。