XOOPSでサイト構築中/動くルノワール:ペトロフ『春のめざめ』

Posted at 07/02/25 Trackback(1)»

新しいサイトを構築している。(って一体いくつ作るつもりなのか?・笑)今回はポータルサイト(おおー!デンジャラス、もとい、野心的だ。)を作ってみようと思っていて、サーバースペースを借りてXOOPSというコンテンツ・マネジメント・システム(CMSというらしい)を導入してみた。これによって作られているサイトを見てみると、なるほどうまく出来ているなあという感がある。(今ぱっと見た感じではこちらとか)しかしなかなか手強くて、昨日からいろいろやっているけれどもまだ「ゼロから1への長い道のり」の途上にあって、形にするのはなかなか大変だ。

こういうサービスでは今までブログをムーバブルタイプで作った(『本探し・ブログ』はムーバブルタイプを利用。)ことはあるのだが、XOOPSはphpとかMySQLとか今まで使ったことのない技術が必要なので、やっている途中でいきなり思考が中断することがよくある。何をやったらいいか分からなくなるというか、まあ知らないので当たり前なのだが、分からなくてもとにかくまずやってみることから手をつけるタイプの私としては、初期段階が一番「???」で、はてなマークが空を飛ぶ状態になる。今まさにそれが佳境に入っている段階という感じだ。

しかし、なんというかまあ人の作った技術であるから、多分いずれはうまく行くだろうという安心感が今回はある。ムーバブルタイプとかをいじっていたり、初めてブログを作ったり、もっと前の、初めてメールソフトを設定したりした頃の五里夢中感に比べると違うものがある。それは、メールにしてもブログにしても既に一般的になってしまってから追いかける感じがあったが、XOOPSはそんなに一般的に(もちろん知っている人はいくらでもいるのだけど、大衆化しているとはいえない段階だというくらいのことだが)なっていないので、「出来なきゃヤバイ」感がないからかもしれない。

もともと私は新しい物好きではあるのだが、まあその程度が余りにひどいということもあり、なるべく新しいものに手を出す欲望をセーブしてきた。しかしおそらくはそのせいでだいぶ新しいものに疎くなってしまっていて、何だか悔しいというかある種の無力感に襲われたりすることもあって、それじゃあセーブしている意味がないから、それを生かす方向でやりたいと最近は思っている。新しいことをやっているというワクワク感がないと、どうも生きているという感じがしないという面倒な人間性を私は持ってるんだなと思う。
というわけで新しいサイトはもう少し人様に見せられるようになるまでお教えできませんが、乞うご期待。(なんて書いて失敗したら困っちゃうけど)

ということで、ちょっとサイト作りを中断してブログを書くことに。

昨日。というか一昨日に思いついて新しいドメインを取得し、昨日はサーバースペースを借りる手続きをする。昨日はお昼過ぎに出かけて地元の洋食屋で食事を済ませて、神保町へ。久しぶりだ。ブックセンターでマンガを物色、三省堂をうろつき、東京堂も見るが、どうも欲しいというものはなく。最近何が何でも本を読まなければという感じが減っているのであまり新しい本に手を出していないのだが、ちょっとその傾向が強くなってきた。すずらん通りは工事中のところが多く、どんなふうに変化するのかちょっと心配だったのだけど、今のところ嫌な方向への変化ではなさそうなのでどきどきしながら見守っているという感じかな。本の街という基本は押さえて欲しいなと思う。

気分を変えて銀座に出ることにし、半蔵門線から丸の内線に乗り換えて銀座に出る。銀座も気がつくといつも微妙に変化している。教文館から山野楽器。改装中のせいでフロアが減っていて、一階がすごい混雑。目当てのものを見つけられず。中央通りを北に歩き、京橋から日本橋。結局プレッセでコーヒーとリッタースポーツのラムレーズンだけを買って帰る。地元のローソンでビックコミックの5号を買って帰宅。

ビックコミックではだいたい全体的に面白かったが、一番印象に残ったのは『ゴルゴ13』だろうか。サソリの刺青をした「ラジャブ・カーリム」というテロリストを追いかける新聞記者の話だが、こういう現今の世界情勢を題材にした作品というものにリアリティを持たせるのは難しいといつも思うのだけど、今回はなかなかオチがよく出来ていて、これはいいなと思った。

夜は『世界ふしぎ発見』。カナダのオーロラ、犬ぞりの迫力。なかなかすごい。次回で千回だ。年53週としてほぼ20年。私の知り合いがスタッフにいたことから見始めたのだが、TBSで見たいと思うほぼ唯一の番組になってきた。

夕方サーバースペースの手続きが終わり、さっそくXOOPSをダウンロードしてアップロードし、構築を始める。しかし初心者的なミスをお約束のように繰り返し、(まあ初心者だから当たり前なのだが)なかなか進まない。1時過ぎになってさすがにもうやめようと思い、パジャマに着替えたりしながらテレビをつけたらUEFAチャンピオンシリーズの番組をやっていて、思わずセルティックの試合まで見てしまった。気がついたら3時だ。おいおいまずいよ、と思い就寝。

朝起きたら8時。朝からほぼ構築作業を続ける。途中『新日曜美術館』をちらっと見る。染色家・志村ふくみがモンドリアンのようなはぎれのパッチワークを作っていて驚いた。80歳を超えて自由になったというが、そういうものかもしれないと思う。アレクサンドル・ペトロフ監督のアニメーション、『春のめざめ』が紹介されていた。これは透明なアクリル板に油絵の具で描いた絵を指で伸ばして動きを表現するというまさに動くルノワール。これはちょっと、こんなにいいものはないんじゃないかという気がする。3月17日からシネマアンジェリカ渋谷という映画館(行ったことないなあ…)で上映するそうなので、ぜひ見に行きたいと思う。

ロダンの石膏展が静岡県立美術館で。石膏像を作品として作るようになったのはロダンからだという。『地獄の門』も生前には石膏像しかなく、ブロンズで作られたのは死後だということははじめて知った。横尾忠則のY字路展を西脇市で。今ネットで見たら『ほぼ日刊イトイ新聞』でこんなページを見つけた。こりゃあすごいな。ネットで横尾の絵が鑑賞できるとは思わなかった。思わぬ拾い物。

……寒いし、おなかがすいてきた。

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