メンデルスゾーンとか/『千円札は拾うな。』

Posted at 06/11/07

昨日帰郷。昨日は夜にかけてずいぶん激しい雨が降った。今朝方もかなり降っていたが、目が覚めた頃にはあがっていた。さっきは日の光もさしていたのだが、また雲が厚くなってきた。午前中に前線が通過するということなので、また一雨来るのかもしれない。晩秋の雨は冷たい。

昨日の仕事は基本的に平穏無事で済んでまあなんとか。普段は月曜日は東京にいるのだが、たまにこちらで仕事をすると様子がわかる。結構落ち着いているんだなと思う。

先ほどからFMでメンデルスゾーンやシューマンの曲。バリバリのロマン主義の時代。こういうのはこういうのでいいよなあと思う。少し英語を勉強して、疲れて外の景色の写真をとる。少しぼおっとする。こういう時間が今足りないな、と思う。あちこちの体の変調も、頭の使いすぎが大きな要因だろうと思う。

来るときに東京駅の丸善で安田佳生『千円札は拾うな。』(サンマーク出版、2006)を買う。日曜日に地元の本屋で少し立ち読みしてみて、結構面白いなと思ったのだ。「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」というアインシュタインの言葉にはじまり、「成長とは変化すること、変化するとは捨てること」と言い切る筆者の切れ味の鋭い主張には瞠目させられる。

千円札は拾うな。

サンマーク出版

このアイテムの詳細を見る

その主張もあって、常識に対して非常に挑戦的な小項目の立て方になっているし、また一つ一つのコメントも否定への意志が少し強すぎる感じがするところもなくはないが、「バランスの取れた常識人」が読めばかなり参考になるところが多いと思う。世の中のことを何も知らない人が読めば少し刺激が強すぎる、そういう意味では「劇薬」的な要素がかなりあるのだが。

一番手のかかる顧客が一番儲からない顧客だから断ってこちらの商品に満足してくれる人だけを相手にしろ、とか大切すぎる顧客は作るな、とか言うは易しだが現実にはなかなか難しいだろうなあと思うこともはっきり言っている。

経営とは買い物だ、つまり投資あるいは経費を払って売上を買う。そして会社にとって重要な経営資源は人材とお金とブランド(信用と言い換えてもいいだろう)で、この三つだけが何十倍、何百倍という投資効率を生み出す可能性があるものだ、とかへええと思うことが多い。

自分がもっとビジネスに関わっていたらもっと参考になる部分もあるだろうと思うし、ほかにも面白いところはいくつもあるのだが、とりあえずこれはかなりお勧めの本だとはいえると思う。ただ、誰彼なく勧めていいものかどうかは、先に述べたように、やや疑問があることはあるのだが。

またかなり雨が強く降ってきた。


詩のメールマガジン『詩の林檎』を復刊しました。(携帯版『詩の林檎』もあります)ご興味のおありの方はよろしくお願いします。
『Too Many Expressions ―表現狂時代―』、また『読書三昧』もよろしくお願いします。

ランキングに参加しています。こちらもよろしければクリックをお願いします。
人気blogランキングへ

月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday