藤田嗣治とか森鴎外とか/小泉総理靖国神社参拝

Posted at 06/08/16

あまり時間がないのでゆっくりは書けないが。

旅行中は友人に借りた藤田嗣治『腕(ブラ)一本』(講談社、1984)をずっと読んでいた。読了。この本は魅力的。時間があるときにゆっくり書きたいと思う。

腕(ブラ)一本・巴里の横顔―藤田嗣治エッセイ選

講談社

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昨日は午前中靖国神社に参拝に行き、昼ごろは疲れてまどろんでいたのだが、午後は郵便局に郵便物を取りに行き、そのまま丸の内に出て丸善を歩く。取り立てて欲しいものはなかったが最近文学作品を全然読んでいないなと思い、目についた森鴎外『渋江抽斎』(中公文庫、1988)を買う。近代日本語の成立期の表現を味わおうということだが、いろいろ微妙に面白い。しかし読み続けるのは結構骨だな。

渋江抽斎 岩波文庫

岩波書店

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小泉首相の靖国神社参拝。絶対行くだろうと思っていたが、まあ予定通りだろう。「富田メモ」まで出してきて阻止を図った勢力はこのあとどう収拾をつけるつもりなのだろう。中国も韓国も結構投げやりな対応だし、中国政府に呼ばれた駐中大使も「見当違いだ」と反論していたし、まあ本来その程度で済む話なのだと思う。変に譲歩しつつ参拝を続けようとするから変にぎくしゃくしてしまうのであって、譲歩しなければ向こうも何も言えないという類のことなのだ。

ただ首相が慎重だし政治感覚が優れているなと思うのは、こちらにあるように事前に極秘に世論調査をし、「富田メモ」の反応を見て、参拝の意図を重ねて説明した、という報道である。これは目が覚めるような思いがした。この人は、普通の政治家とは違う意味でかなり筋金入りの人物だ。きちんと説明すれば国民は理解してくれる、という彼の信念、確信が今日をもたらしたと言えるだろう。このバランス感覚があればこそ、この長期政権が可能になったわけで、これだけの力量に対抗できる政治家はほかにいなかったわけだ。

加藤紘一代議士の地元の実家と自宅が放火で炎上し容疑者?は割腹したというが、なんだかよくわからない話だ。彼は中国のスポークスマンのように(公明党の神崎代表もそうだが)縷々参拝反対を唱えていたが、正直終わった政治家だし、まともに相手にするには馬鹿げている。それに昭和初期のテロリズムのように本人を攻撃せず留守宅を襲うなどというのは卑怯だとしか思えない。割腹したら許されるというものでもなかろう。

そういうことを考えると、信条上の問題というより、個人的な怨恨があったのではないかとか、どちらかというとその線がありそうな気がしてしまう。「靖国」は装飾的な部分なのではないかと。

大停電から放火まで賑やかなお盆だったが、いよいよ本格的な秋の戦いのシーズンを迎えることになる。私自身も、今日は別口の親戚の集まりに出るが、そのあとは「秋」がはじまる。

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