「先軍政治は韓国民の利益にもなる」

Posted at 06/07/15

昨日帰京。電車の中で大塚英志『キャラクター小説の作り方』を読む。いわゆるキャラクター小説だけでなく、文学史や純文学の分野にも踏み込んだ議論になっていて、面白いところもある。しかしこの人、どこかいけ好かないところがあってあまり真剣に話を聴く気になれない。いわゆる左翼であるということは大きいが。

キャラクター小説の作り方

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決裂した南北朝鮮の首脳会談で、北朝鮮側は「先軍政治は韓国の国民にとっても利益になる」と発言し、韓国側が問題視しているらしい。それは、北朝鮮の先軍政治が韓国も守っている、ということらしく、つまり韓国の軍備を侮った発言だということなのだろう。単なるトンデモでなく、韓国の面子を傷つける発言だと受け止められているようだ。北朝鮮側の狙いは赤化工作の進展でそれに同意する韓国民が増え、韓国政府を倒すことだ、とこの記事には書いてあるが、なるほどいまだにそういう手法を使っているのだなと冷戦時代の記憶が蘇る。

金泳三政権が成立したのは、冷戦構造崩壊後のことなのだ、ということを考えてみると、現在の世界の構図が実はきわめて新しいことに気がつかされる。

今朝はだいぶ暑かったが、今は雷が鳴り響いている。しまった。食事に行くはずだったのに遅くなってしまった。

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