韓国政権のレームダック化を分析した外務省文書の漏洩

Posted at 06/04/06 Trackback(1)»

外務省の韓国政権を分析した内部文書が漏洩し、韓国紙に報道され、それをもとに韓国外交部長官が日本政府に抗議しているという。

最大の問題は、こうした内部文書が外に漏洩したということで、韓国紙にリークしたということは政権側に不利な分析内容を公表することで韓国政権に求心力をもたらそうという意図は明らかである。朝鮮日報の報道が正しければ閲覧者は外務省高官と在外公館の長ということなので、その中に故意にしろ不注意にしろ漏洩者がいたということになる。

安倍官房長官は文書の存在そのものを含めてコメントしない姿勢で当然の対応だが、文書の内容はノムヒョン政権がレームダック化し、竹島問題などをあおることでナショナリズムを鼓吹し、政権基盤の強化を図っているという誰が見てもそりゃそうだろうと言うくらいの内容である。もっと本質的踏み込んだ分析がなされてもいいと思うが、これくらいのないようなら半ば常識的なことだし、漏洩者もあまり良心の呵責を感じていないかもしれない。

韓国側は鬼の首でもとったように声を荒げているが、夜郎自大でなければ内部資料でこれくらいの分析がなされるのは当然であることは理解しているはずだから、これはポーズに過ぎない。しかしこうした度を越えた抗議をすることがいろいろな意味で有効だと思っているなら不愉快な話である。

毎度韓国政治の拙劣さを見せ付けられることは、「脱亜論」を唱えた福沢諭吉の心境にもつい思いをはせてしまうが、こうした雑音に紛らわされることなく、日本としての外交戦略をしっかりしたものを作り上げ、実施していってもらいたいと思う。ただ、小泉政権の外交戦略とくに対米追従に賛同するわけでないことは明言しておきたい。

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