二宮金次郎

Posted at 06/03/16

今日は3月16日。早くも3月も後半だ。昨日は「そのとき歴史が動いた」で二宮尊徳をやっていた。大体は知っていることだったにもかかわらず、やはり感動的な人だなと思う。人の心を荒廃から救い出すことができれば田の荒廃は恐れることはない、だったかそのような言葉でしめていた。貧乏人救済のための基金を出し渋る村人たちに、怠けて貧乏になった人もいるかもしれないが、それでも同じ村の人間として少しでも金を出してやることは「人情」ではないか、という訴えが村人の心を動かした、というのがよい。ボランティアとかヒューマニズムといった外来語が来る前から、「人情」というきわめて土着的な感情に基づく論理で救済のための倫理を作り上げることは十分可能だったのである。「たすけあい」などの無理なひらがなでなく、ひざを突き合わせた「人情ではないか」という形での出資こそが、本当は日本人を救済するものなのではないかという気がした。もちろんそれが説得力をもち、進んで金を出そうという気を起こさせたのは尊徳の人徳であり、そういう人徳のある人間がもっと増えなければならないということではあろう。

昨日はずっと原稿書き。夜の仕事はあまり忙しくなかった。午後、手の手術で入院している親戚の子を見舞う。元気そうでよかった。

今朝は朝から領収書などチェック。何日もためると何に使ったのかわからなくなるものが多い。特に飲んで帰った日の分は、まとめて飲み代とカウントするしかない。

昨日はいい天気。今日も朝からうららかな日より。夜からは雨の予報。

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