女子フィギュア浅田真央優勝/「嫌だけど我慢する」のが外交なのではない
Posted at 05/12/18 PermaLink» Comment(0)» Trackback(2)»
女子フィギュアグランプリファイナル。浅田真央が優勝。彼女の滑りだけたまたまテレビで見ていたが、時々こころが震えるような感動を覚えた。日本人スケーターの演技でそういう感動を覚えるというようなことは今まであまりなかったのだが、最近は増えているなあと思う。トリノに出られても出られなくても、この人が今世界で一番素晴らしいことには変わりがない、という気がする。
オリンピックには関係なく、私が日本で三人選ぶとすれば、浅田と中野友加里と村主章枝の3人だな。浅田と中野は実力的にも文句なしだが、村主はたぶん私の好みということになろう。荒川や恩田、安藤もよいが、優雅さ・華やかさという点で選ぶとこの3人だと思う。氷上のテレプシコールと言える人たちが日本にこれだけ出てきたと言うことは嬉しい限りだと思う。
男子は高橋が3位に入り日本人では最高だったと言う。織田もよいが、安定感ではやはり高橋の方が上か。トリノに出られるのは一人だけだから、今回はそうなるのではないかという気がする。
***
最近『談志・陳平の言いたい放題』を、土曜日は見逃してしまうケースが多い。昨日も友人と電話で話していたらつい見逃してしまった。今朝も起きられるかなと思っていたのだが、冬の嵐のような強い風が吹きまくっていて、ベランダにおいてあるものが転がる音がしたので目が覚めた。どうにもなっていないようだったが、冬だと言うのに「風の音にぞおどろかれぬる」であった。おかげでほとんど「言いたい放題」を見ることが出来たのだが。
今週はまた野末陳平はお休みで、談志師匠と西部邁・吉村作治の二人の学者。学者を二人出すのはいまいちだな。特に吉村は喋りすぎ。西部の話をもっと聞きたい感じがした。アシスタントなのにいつもほとんど出てこない道平陽子がタップダンスを踊る映像(この企画だったらしい)もあり、面白かった。後半のゲストは鈴木宗男で、これは非常に面白かった。吉村はともかく、西部と談志が宗男議員に食い下がっていろいろコメントを引き出す有様はめったに見られるものではない。目が覚めてよかった。
面白かったのは、彼が「二島(歯舞・色丹)が返ってきたら四島(国後・択捉)も必ず返ってくる」という論理展開で、「二島で終わりにされちゃうんじゃないか」と心配する吉村に対し、「アラビアで絨毯を買うときでも最初の値段では買わない。値切りあって最後にお互い納得できるところで交渉が成立する。二島返すなら四島でも、となる。」という主張であった。これはもちろんロシアを絨毯の売り手に例えた見方であるわけだが、その論理はなるほどなと思った。
日本人はおそらくは外交では常識であろうそういう考え方がなぜできないのかと考えてみると、「アメリカが恫喝して、日本が屈従する」というパターンが外交というものだと思い込んでしまっているからだろう。アメリカが日本に対してやっていることは要求であり恫喝であり強要であって外交とか取引とか駆け引きと言う高等なものではない。日本はそれに服従するか少なくともポーズだけでも反抗して見せるか、要求を割引するか、つまり最初から煮え湯でも飲まされるように「嫌だけど我慢する」のが外交と言うものだと思っているのである。だから「どこまで我慢できるか」が問題なのであって、アメリカの要求に対して「ここまで我慢したらもう許してくれるだろう」という発想になっているのである。まるっきり「いじめられっ子」の心理状態だ。だから、アメリカが時に通常の外交交渉のように「これを聞いてくれるならこれもどうだ」と追加してくると、「ここまで我慢しているのにもっと押し付けてくるとは何事だ!」と一変してヒステリックになってしまう。
しかしロシアにしても中国にしても韓国にしても、日本が飲むことを前提として高圧的に要求をしてくることはそんなにはない。中韓のいわゆる歴史認識問題だけなのだが、アメリカに対して屈従していることを日本人は根本的に屈辱を感じているのに表面ではへらへらしているから、「アメリカほど強くないし怖くもない」国から不愉快な要求を高圧的にされると「ざけんなちくしょうめ、弱いくせに!」という感じになってしまうのだと思う。つまり、日本の外交がギクシャクしているとしたら全ての諸悪の根源はアメリカとの「歪んだ関係」と、それを「アメリカさんは強いんだからいじめられても文句は言えないさあ」とへらへらしたり、あまつさえアメリカさんのご機嫌をとって自分だけ得をしようとしている醜い連中の存在にあるのだろうと思う。
まあやはり今の日本の状況では困難なことだとは思うが、本当の意味での対米独立こそが最大の急務なのだと思う。そのときに、日本が日本であることが決定的な意味を持ってくる。日本が日本らしさを失わなければこうした屈辱的な時代を生き延びることも出来ようが、それを失ってしまったら歴史の荒波に消えて行った多くの民族や国家と同じように、日本という国も太平洋にかつてあったハワイ王国のような存在になってしまうだろう。
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from 今日の芸能ネタ at 05/12/18
フィギュアスケートGPファイナルで浅田真央さんが優勝しました。 オリンピックに出られないのが残念ですね。 関連するブログ記事を集めてみましたので読み比べてみてください。
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from ☆。°。Pixy World 。°。☆ at 05/12/19
フィギュアスケートのグランプリ・ファイナル、 初出場ながら優勝した15歳の浅田真央ちゃんの活躍に対して、 五輪出場を願う声が殺到してるとか、してないとか。 いや、してるそうで…。 あれほどの技術を持ち、 現世界女王さえも抑えて優勝したGPファイナル。 .
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