日本シリーズ/ショパン「雨だれ」/御近所の独裁国家/メディアと警察とどっちがマシか
Posted at 05/10/23 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
昨日。日本シリーズを見ていたら途中で友人から電話が入り、話し込んでいたらいつの間にか濃霧でコールドゲームになっていた。何が起こるかわからない千葉マリンスタジアム。スタジアムには行ったことがないが、幕張には一時よく行っていた。あそこで霧が出た経験は一度もなかったなあ。高層ホテルのラウンジから見る東京湾と沈む夕日がきれいなのだが、海辺のマリンスタジアムが煌々と明るいのを上から見るのも風情がある。当時のマリーンズは日本シリーズなど夢のまた夢だったが、サポーターは当時から熱心だったし、感じが小奇麗だった。チームもファンもともに成長したんだなあと思うとなんだかほのぼのとした暖かさを感じる。
しばらくパリーグのプレーオフを見ていたせいで、応援といえば声と手拍子のパリーグ流の(Jリーグ流とでも言うべきか)応援に慣れていたせいか、タイガースの応援団がずいぶん泥臭く土俗的なものに見えた。考えてみれば鉦や太鼓でチンドンやるのは日蓮宗系の信仰宗教団体と同じだ。ああいうのも共に、ある種の「戦後という時代」の風景なのかもしれないという考えが浮かぶ。(戦前にはいずれも当局の監視の下に置かれた種類のものだろう。)時代は遙かも来たものだ。西岡や今江などのマリーンズの選手を見ていると、新しい時代はどんどん進行しているという感じだ。しかしそしておそらく、こういうニューウェーブの選手たちもそう何年も経たないうちに「ヴェテラン」と感じられる時代が来る。われわれは知らず知らずのうちに、いくつもの時代を生きているのだと思う。それを自覚することで何かいいことがあるかどうかはなんともいえないが、少なくとも私は意識せざるを得ないし、しようと思う。試合は3回くらいまでしか見ていないが、後でスポーツニュースで確かめるとまあそのくらいまで見とけばよかった試合だったようだ。サブローの久しぶりのヒットを生で見たかった気もしたが、まあこのシリーズまたそういう場面は見られそうだ。
友人と話をしていて、「前奏曲 雨だれ」が作曲されたときのショパンとサンドのエピソードを話したりしていたら聞きたくなってネットで音源を捜すと名曲スケッチというサイトを見つけた。有名な曲でも、「この曲、どんな曲だったっけ…」と思うものが、クラシックに弱い私などはよくある。ちょっとそういうのを確かめるときに、ちょうどいいなあと思った。こういうサイトはありがたい。
台湾李登輝前総統がアメリカを行脚して台湾の「自立」を主張。日本にも来てもらいたいものだ。中共政権の東アジア支配の不当性を台湾から突き崩す可能性のある大型の政治家は、まだ後継者が育っていない感じがする。チベットも、ダライラマ14世が死んでしまったら、後はどうなるか。東トルキスタンと同じように亡命政府も雲散霧消してしまうのか。ソ連邦の耐用年数は70数年だった。中共政権はまだ50数年、考えてみたらまだ若い政権だ。まだそんなには簡単に崩壊しないかもしれないと悲観的にもなるが、人間という存在の幸福のためには早く引き取ってもらいたいものだと思う。
経済雑誌などを見ていて、来年のスケジュールに「全国人民代表大会」などと書かれているのを見ると物凄い違和感がある。こうした「影響力がある巨大な独裁国家」がすぐとなりにあるというイヤな感じを、おそらくは1930年代のイギリスやフランスも同じように感じていたのだろうなと思う。そしてナチス政権下の経済成長を見て、ドイツと提携したい感じを持った経済人はきっといただろうなと思う。「ヒトラーと極秘で会った」イギリスの経済人とかはいたのだろうか。ブロック経済の時代とグローバル経済の時代では環境が違うが、この「イヤな感じ」はおそらくそんなに変わらないだろう。それともまだ歴史が全体主義の悪夢をそう意識していない時代は、また感覚は違ったのだろうか。
犯罪被害者等基本計画案について、新聞協会は被害者の実名発表を求める要望を政府に提出。これに関するブログ(全部ではないだろうが)を見ると、大体は被害者側保護のためには実名発表は必要ないという意見のようだ。報道側の要求は警察は実名を発表し、それをメディアにのせるかどうかは自分たちに判断させろということなのだが、それに関してもメディアへの不信表明が多い。特に最近は朝日新聞がらみの「報道崩壊」事件(こちらの朝日新聞社内の乱闘事件は夕刊フジで読んだ。ひょっとしたら自分の知っている人物が当事者かと思ったが実名は分からない。)が伝えられるせいもあり、「メディア不信」はそうとう高まっているということは見て取れる。
しかし現実問題として、警察だって完璧ではない。人間のやることだから完全に警察にそうした権限が集中することもちょっとどうかと思う。今はどちらかというと権力側の不正に対しては大目に見て、反権力気取りのメディアのおためごかしへの反発が強くなってはいるが、そんなものはどっこいどっこいだという面もある。どっこいどっこいであるならば、権限は分散させた方がベターだろうというのが常識的ではないか。私もメディアへの不信感は強いが、この件に関しては権限をお互いが分け持って出来る限り「配慮」してくれ、ということなのではないかと思う。
寝る前にドイツ語を少しやってみる。ジュニアの教室でのドイツ人N先生とのやり取りを思い出す。発音が下手糞で残されたことがあった。大恥をかいて教室を出て、銀杏並木を急いだらドイツ人とのハーフの女の子に笑われた。18歳の初夏。
起きてから久しぶりに散歩に行き、写真を撮る。もう山茶花が咲いていて、季節を再認識する。花の写真はうまく取れなかったが、空や木や道の写真は、昔よりいい線行ってる気が自分ではする。
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