頭からシャワーを浴びる/歴史は地獄めぐりのようなもの/平屋のいい和風建築に住みたい

Posted at 05/08/23

昨日から、上半身にものすごく汗をかく。ありったけのTシャツ・ランニングの類を全部汗びっしょりにしてしまい、どんどん洗濯して乾く間もなくまた着ているという感じ。多分体調があまりよくないのだな。身体が体の中にたまった何か悪いものをどんどん排出しているということなのではないかという気がする。そう考えると体にもご苦労さんといわなければならないのだが。

シャワーを浴びてみると、体が冷えているのがよくわかる。あまりに暑いので冷房を入れてしまうが、冷房を入れると暑いという感覚はなくなりはしないのに、からだはとにかく冷えてしまう。まさに悪循環という感じで、困ったものだと思う。昨日の夜はあまりにものを考えすぎて寝入ってしまったせいか、4時半に起きたら汗まみれで目は痛いし頭痛はするし腕は重いしと最悪だった。ちょっと温度のついたシャワーを頭から浴びる。滝行ではないが、目を閉じて手を合わせて不動明王のマントラを唱えてみる。まあ傍から見ていると変なのは分かっているが、これは結構爽快になる。本物の滝行はきっともっと爽快だろうと思うが、そこまで根性が入っていない。

日が暮れるのが早くなり、もう6時半にはだいぶ暗いが、朝も5時にようやく明るくなるという感じだ。しかし、目が覚めるとまだ暗いのにもうミンミンゼミが鳴いているというのはやめて欲しい。朝晩はひぐらしが希望である。

歴史とか政治とか社会とかを考えていると、本当に頭が痛くなってくる。というか、ここ二、三日実感しているのだが、歴史というのはある種の地獄巡りだなと思う。これが本当の歴史だという正解などどこにもないし、ある種の奇妙奇天烈な歴史を信じている人を本当に説得することもまた難しい。奇妙な歴史は奇妙なりに首尾一貫しているし、歴史観というものはその人の体質の一部になってしまっていることが多いからだ。しかしいろんな角度からじっくりじっくり見ていると、歴史には常にある種の妥協なり人間の怯惰なりあまり愉快でないものが非常に沢山含まれている。イギリスの歴史などを見ているとむしろ人間の勇気や栄光といったものが前面に出ていて魅力的なのだが、それはもちろん遠くからみているというせいもある。近寄ってみれば富士山のようにゴミだらけかもしれない。

日本の歴史というのは、そのときそのときの国家を主宰する人というのがあまりはっきり見えてこないところが問題があるのかなと思う。誰が権力があるのか分からないという点ではソ連時代の共産党幹部たちのような感じがする。誰かの葬式のときの整列順で権力の順位が分かるというああいう感じである。政治的スターというのはいつの場合も(特に近代は)反権力の側であるし、そういう意味で暗い。政治家はやはり、国家の舵を握ってナンボ、という感じがある。そういう意味で、やはり私にとっての政治スターは大正の原敬、昭和の浜口雄幸かなと思う。戦後は、真の権力者は日本以外のどこかにいる、という感じの暗さがいつも漂っている。

まあそういう歴史やら小泉=小沢戦争やらを考えているとこの地獄めぐりのあまりの果て無さに嫌になってくるが、心の中まで地獄になってしまってはやっていられないので、何か心の栄養を取らねばと町に出かけて雑誌を買う。普段買わないような本だが、『東京大人のウォーカー』9月号(角川書店)と『東京カレンダー』10月号(アクセス・パブリッシング)を買う。こういうグラフ誌(?)の落ち着いた写真を見ていると気持ちがよくなる部分がある。

生活の面で、自分にもし野望があるとしたら、鎌倉でもどこでもいいが、築百年位の落ち着いた和風の平屋建てのちゃんと庭がある家に住みたいなと思う。天井の高い広い畳の部屋で窓ガラスに当たる雨の向こうの庭を眺めていたり、北側の奥まった書斎の座り机に向かい、明かり窓から見える四季の移り変わりを眺めていたりしたいものだと思う。前者の印象は柴又の山本亭、後者の印象は鶴川の武相荘(白洲次郎・正子旧居)から来ているのだが。

私はなんか感覚がおかしいのか、人間というものはそのくらいの家に住んで当たり前だという感覚がある。現実には全然程遠いのだが、小平の平櫛田中の旧居とかに行ってもまあこのくらいの家かなという感じである。どこかいいところに新しく築百年くらいの家を建てたい(笑)ものだなと思う。松戸に戸定邸というのがあるが、明治になって水戸徳川家が建てた家で、非常にシンプルな和風の屋敷なのだけど、なんていうか使っている材木一本一本が全部柾目だし、畳の質なども非常に良く、洋風を見慣れた目からは分かりにくいが、本当はものすごく金に糸目をつけずに作ってあるのである。パンフレットによると500年は持つ、といわれているそうで、まあああいうのが本当の贅沢というものだなと思う。これはまあ究極だが、そんな家に何とかして住んでみたいものだと思う。

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by Luke Peterson

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