「鎌倉殿の13人」第29回「ままならぬ玉」をみた:共感性羞恥を呼ぶゴタゴタした場面が多かった

Posted at 22/08/02

8月2日(火)晴れ

今朝も朝からよく晴れている。最低気温は23度くらい。もう少し低いと寝苦しさは少し減るのだが。なるべく涼しいところを選んで寝ている。夏って、こんなに暑かったかなあと思う。

https://www.nhk.or.jp/kamakura13/story/29.html

「鎌倉殿の13人」第29回「ままならぬ玉」を見た。リアルタイムで見られなかったので昨日録画で見たのだが、見ていてあーっと、共感性羞恥みたいなものが発動する場面が多く、途中で何度も再生を止めて心を落ち着けてから続きを見る、みたいなところが多かった。

主な展開は梶原景時が討たれた後、三浦義澄と安達盛長という二人の宿老が亡くなり、世代交代が進む中、鎌倉殿となった頼家は思い通りにまつりごとを進めようとしてかなり暴君の感じになってきて、諫止しようとする頼時をうるさがる。義時は二人が衝突しないように伊豆の所領に頼時を送るが、農民たちに同情した頼時は貸した米の証文を破り捨てて善政を施すが頼家に報告すると嫌味を言われ、また頼朝からもらった「頼」の字を天下泰平の「泰」の字に変えて泰時と名乗れと命じられる。

泰時は出発に際して幼馴染みの三浦義村の娘の初に「面白くない男」とつれないことを言われてなんとか機嫌を取ろうとするが、義時が「女は概ねきのこが好きだ」という間違ったアドバイスを間に受けて初にキノコを土産に持ってきて拒絶され、まあ踏んだり蹴ったりで真面目一方の泰時の修行時代、という感じの展開になっていて好感が持てた。

また頼朝がいつまで経っても女好きが直らないという一貫性がある意味面白かったのだが、義時はいつまで経ってもある種トンチンカンなところが残っているという一貫性が面白いなと思った。

一方義時の弟の五郎時連は頼家の蹴鞠の相手をして「理解してやることが大事」というが、頼家が念仏宗の僧侶の首を刎ねよと命じた時に「神仏を恐れぬ行為をして子供達に何かあったらどうするのですか」とかなりきつい諫言して、頼家を翻意させるなどかなり危うい橋を渡ってもいる。

義時は一歩引いた調整役ではあるのだが、父時政と牧の方(りく)は比企能員おい落としの策謀に余念がないし、比企もなんとか自分たちが有利になるように振る舞おうとする。専制君主として振る舞おうとする頼家は比企もうるさがるが、朝廷から征夷大将軍に任じられて名実ともに鎌倉の主人となる一方、孤独も深まる。

義時の妻となった比企の娘の比奈は、頼家の妻となったせつの愚痴を聞くが、せつは後継が誰になるかよりより家の力になりたいと吐露し、政子や比奈の助言を得て頼家に本心を伝える。

時政とりくは頼朝の弟で娘の実衣の夫である阿野全成を呼び出し、比企に取り込まれていると考えている頼家に呪詛を行い実衣が乳母になっている弟の千幡に跡を継がせようとする。全成は結城朝光に心を惹かれている実衣をなんとか喜ばせようとその話を受け、呪詛を行おうとするがうまくいかない。

頼家は夜中に一人で蹴鞠をして鬱憤を晴らしているのだが、そこに義時が現れる。時連の諫言に痛みを感じたり、せつの言葉に心を動かされたりした後であるためか、義時にも柔らかい態度で接し、義時の「人を信じなかった頼朝を越えるなら人を信じてみたらどうか」という言葉に、頼朝が政子とともに鎌倉を作り上げたように、自分もせつとならそれができると思う、だからせつの息子の一幡を後継にする、といい、義時も賛成する。義時は蹴鞠の玉を蹴ってみるが全然うまくできない。「ままならぬ」というのはこのことだと思うが、今回はどこもかしこもゴタゴタしていて若者である頼家も泰時もどうにもうまくいかない展開が続き、また全成もつい危うい企てに乗ってしまい、比企能員も頼家に反抗され、どこもかしこも「ままならない」感じが続いている。

頼家の蹴鞠の師の平知康が井戸に落ちるというドタバタの中で全成も気持ちに区切りをつけ、呪詛はやめてそのことを実衣に打ち明け、終わりになるかと思ったらラストは呪詛の人形が誰かに発見される場面で終わった。

不穏な場面はそこともう一つ梶原から受け継いだ善児とその後継者のトウを今後義時がどう処していくのかなのだが、この辺りもよくわからない。

今回阿野全成の変までいくのかと思ったが次回がじっくりそこをやるようだ。どう考えても不穏な展開だが、その辺りをどのように収めるのか、楽しみにしたい。


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