ウクライナとロシア:停戦交渉の行方

Posted at 22/03/18

3月18日(金)雨上がり

昨日は整体に行ったせいか割とちゃんと寝られたのだが、夜中に足が攣ってそのときに風呂に入った。電気毛布は入れなかったがオイルヒーティングをつけていたら少し汗をかいたくらい。もうあまり寒いという感じでもないが、最低気温が3.1度というのは冬だったら暖かいけど春だと寒いというくらいの感じだな。今日は彼岸の入り。暑さ寒さも彼岸まで。これから雨が降るようだ。山国の春はドアを開けたり閉めたりしている感じ。

昨日はいろいろ書いたのだけど、時間があるときにリーダーシップとフォロワーシップの話、小泉悠「現代ロシアの軍事戦略」についてなど書きたいのだが、次の機会に。

ロシアが交渉に前向きの姿勢を見せ始めているのは、自分たちがだんだん次の手に詰まってきたからなのか、それとも占領したいところを大体占領したからなのか、その辺がよくわからない。プーチンは核の恫喝は最近しなくなったが、これはバイデンの「戦争犯罪人」という指摘がやや効いているのかもしれない。戦力的にかなり一杯一杯だろうし経済制裁もこれから効き始めてくるだろうし、中国を後ろ盾にすることに危険性にも自覚的になってきたのかもしれない。ロシアにとってはここでなるべく多くのものを獲、失うものをなるべく減らして有利な形で停戦に持ち込みたいという感じが出てきたのかもしれない。これ以上陰惨な形にならない方がいいのはやまやまだが、かと言ってウクライナとしても譲れない線はあるだろう。どのあたりで「とりあえずの停戦」にするのか、難しい交渉ではあると思う。

もし停戦が実現したら、各国の停戦監視団がどっと入ってくることになるだろう。いま安全保障のバックとしてウクライナが要求しているのが米英トルコの3カ国のようだが、ロシアがそれを飲むか。停戦になったら各国の援助もどっと入ってくるだろうし、復興も進められるだろう。ロシアの占領地域の返還などが次の議題になるだろうし、まだまだ長くは続きそうだが、ウクライナとしては最低線を守る形でとにかく停戦を実現させたいところだろうとは思う。ロシアも余裕はあまりないだろうが、余裕がないだけに何をするかわからない危険性はあるわけで、そのあたりをどこまで勘案するかという問題でもあるだろう。

しばらくしっかり観察していく必要がありそうだ。

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by Luke Peterson

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