「書くこと」と「女性向けマンガ」と「発見」

12月13日（月）晴れ

文章というものは毎日書いてないとなかなか書けなくなるところがあり、またどういう文章を書くかによって頭と心の持ち方が変わってくるのだけど、一つのテーマを決めて書かないこういう雑多な文章というものは、体や心や頭の持ち方が何がいいのかわからないので、ある意味一番難しいという感じはする。

ただ、これを書こうというテーマを持って書きたいというものが最近なかなか出てこなくて、書くにしてもまとまった時間を作って取り組まないと書けないし、すぐ他の生活に時間を割かざるをえなくなるので書くということに取り組むこと自体が余程のことだという感じになる。

今日はまだ手が動くから何か言っているような言ってないような文章をこうやって書けているけれども、手が動かない日は本当に何もかけなくて、書きたいものも出てこない。

そう、書きたいものというのは書いているうちに出てくることが多いので、とにかく書かないとダメだというのがまずは第一なんだろうと思う。

ここのところ「女性向け」と言われるマンガを何冊か読んだ（「海が走るエンドロール」とか「マロニエ王国の7人の騎士」とか）のだが、やはり少年向けないし男性向けの作品とはどこか文法が違う感じがする。「魔法使いの嫁」などもどちらかというと女性向けの感じがするが、例えばバレーダンサーが主人公でも「絢爛たるグランドセーヌ」とかはあまり女性向けという感じがしない。というか、掲載誌が「チャンピオンRED」だからということもあるが、もしこの作品が「このマンガがすごい！」に取り上げられたらオトコ編になるのかオンナ編になるのか。結局オトコ編オンナ編というのは掲載されている雑誌によって区分されているようなので、どちらとも必ずしも言えないような雑誌だとどうなるのかなとは思う。

今ふと思ったが、私の文章というのは結局はふとした「発見」みたいなものから書く気になることが多いので、やはりそういう「出会い」がないといけないんだなと思う。忙しいとなかなかそういう機会を作る暇もないのだけど、日常生活自体がそういうものをもっと大事にできると良いなあとは思う。