北条氏の反乱/人生に力になるマンガの読み方/感染拡大/日常とイベントのマネジメント

Posted at 21/07/30

読んでいる中沢新一「レンマ学」の内容が数学の話になっていてなかなか読み進められないので、鈴木由美「中先代の乱」の方を読み進めている。北条氏の一族は鎌倉幕府滅亡の時に自害してほとんど残っていないかと思ったら、実は地方にかなりいて、得宗家の時行・泰家だけでなく、各地で建武の新政に対する反乱の盟主に担ぎ上げられているということを知った。それだけでかなりこの時代の騒乱の全体像が違って見えてくるが、どうしても南朝方、北朝方、その中でも尊氏方と直義方といった次代につながる方に関心が言ってしまうけれども、北条氏に注目してみるとまた見方が違ってくるなと思った。

マンガは昨日も書いた「夏目アラタの結婚」が割と精神的な部分を揺さぶってきたり自分の内面や過去を振り返ったりする感じになるのだけど、昨日読んだ「【推しの子】」の最新話もそういうところがあった。こういうものをあまり読んでいるとメンタルが重くなってきてしまうのだが、ゼロサムで「Landreaall」の最近の回を読み直し、こういうアドヴェンチャーファンタジーものを読むとそういうのが一掃されてすきっとするなあとこれまた改めて思った。一つのものにハマるのもいいが、人生を生かしていくなら、というかそういうものにマンガが資するようにするのであれば、幅広く必要な時に必要なものを読んでいくことによって、人生の友を増やす、みたいなことはあるよなと思った。

これは小説なども結局は同じことなのだけど、やはり現代的な感覚で言えば今の日本ではマンガの方が優れているところはある。古典的な感覚に触れるには小説やいわゆる名作の方がいい場合も多いだろうと思うけど。

東京での感染拡大が酷く、母の介護もあり東京にしばらく近づけない感じなのだが、接種券は手元にあるので住所外接種の手続きをし、地元で接種できるようにして昨日予約したのだが、取れたのは9月に入ってから。ある場所ではワクチンが余ってるような話もあるし、こういう流通の不備は政府が責任を持って調整してほしい。緊急事態宣言の期間と地域が拡大されるようだが、このままでは感染拡大がなかなか防げないし、帰省も接種ももっと事態に沿うような形で実施してもらいたいのだが、政府も都もかなり動きが鈍い。

近々母が手術をすることになり、そうした関係もあっていろいろ忙しいのだが、日常と業務とイベントをうまくマネージしていく工夫をもう少しできるといいなと思っている。

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by Luke Peterson

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