毎日が大変な理由/気を整える/物語世界との距離感/いちばんの楽しみは素敵なものを理解すること

Posted at 19/03/13

実家に帰ってくるといつも忙しくて色々と大変なことが多いのだが、なぜ大変なんだろうということをいつも思っていたのだけど、それは「時間が決まっている仕事」が多いからだということに気づいた。それは東京にいてももちろんあるのだけど、仕事の絶対量が多くはないので、予定を立てやすい。諏訪では色々な場所に移動してやらなければならない仕事がたくさんあり、その場所の遠近もあるので順序も考えなければならないし、それがいつも予定通りに片付くとは限らないから予定がずれ込んだりして時間がギリギリになったりすることが多い、というのが大変とか忙しいとか感じる大きな理由だなと思った。

その一方で、モーニングページを書いたりブログを書いたり本を読んだり集中的に物事をこなしたりこれからの構想を考えたりするのはどれだけ時間がかかるかわからない仕事だし、そういう不定形な仕事の中に時間が決まった仕事を放り込んでいく、またハプニングやアクシデントに対して対応していく、というのが大変なんだなと思った。まあこういうのは当たり前といえば当たり前のことなのだが、大変だとばかり思っていてなぜ大変なのか、どうすれば少しでもやりやすく気持ちも余裕を持てるのか、というところまで考えられてなかったのが結構大きな問題だったなと思った。

自分として重要なのに実は結構見落としていたのは体調の問題、というか身体を整えるという問題で、自分はずっといわゆる野口整体を(自分なりのレベルで)やってきているのだけど、その意味での「気を整える」というのが疎かになっていたなとようやく思い当たり、最近は昔少し読んだ導引術の「龍の眠り」だとか整体の脊椎行気、合掌行気、活元運動、そのほか気と呼吸の方に意識して取り組むようにし出してからだいぶ楽になってきた。

こういうことはずっとやってきたはずなのに、何かものすごく大変なことがあったり自分の中がパニック状態になったりすると自分が何を大事にしてやってきたのかを忘れてしまう、見失ってしまうということがあり、そうすると気とか身体とかではなく気持ちとか心、消化管とか肉体とかそういう方に囚われてしまって、雁字搦めになってしまう、という失敗を今までもなんども、それも年単位で繰り返しているのだけど、おそらくは今回もだいぶ長かったなあと思う。

初回限定版 魔法使いの嫁 11 (BLADE COMICS SP)
ヤマザキコレ
マッグガーデン
2019-03-09



「GIANT KILLING」とか「魔法使いの嫁」とか長編のマンガを振り返って読んでみたりして、「魔法使いの嫁」のキャラクター表を作ってみようかなという気がしてきた。何しろ登場人物(人外も含め)が多くてよくわからないところがあるし、そういう場合は何度も読み返して物語世界を理解することでキャラの性格を理解することが普通なのだけど、この「魔法使いの嫁」の世界は魔法や魔術、精霊や魔物達とそれと交流する力(あるいは運命)を持った人間との付き合いの世界なので、あまり近づき過ぎないようにした方がいいという警戒感もあり、こちらの理性の枠組みをしっかり持った上で理解していきたいという気持ちがあるので、キャラクター表作成のようなこちらの能動的な作業を通して読んでいった方がいい気がする部分がある。

ただ、まあそういう一見めんどくさそうなことをやりたいという気を起こしたのは、つまりは調子がいい時の私は基本的にいちばんの楽しみなのは自分がよくわかっていない素敵なものを理解して、それを自分の世界に取り込んでいくということなんだなと思う。理解し、それを取り込み、別の形で表現し、人に楽しんでもらったり役に立つようにしたりする、ということがいちばん楽しいんだなと思う。

ちょっとそんなことを思ったのでメモ的に書いておこうと思う。

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