ついどうでもいいことで時間を潰す/源頼朝という稀有な才能を持った流離した貴種

Posted at 19/02/07

資源物回収が月に2回あるのだが、ということは間が2週間の時と3週間の時があるわけで、今回は3週空いたのでだいぶプラスチックが溜まっていて、ほぼ一人なのにこんなにプラゴミが出るんだなあとなんとなく問題に感じた朝。

ツイッターでブロックされている人のコメントを見ようと仮アカウントを作って見に行こうとしたのだが、それをしばらく放っておいたら凍結されてしまい、削除しようとしてもできなくてそんなことで時間を潰してしまったり。ログアウトして検索すれば該当のツイートは読めるという話を教えてもらって、まあいいかとなっている。

ぷよクエのカードの数が増えすぎて少し整理しようとし始めたら気がついたら数十分経っていて、ゲームしてないのにゲームで時間を潰すという困ったことが起こった。こんな忙しい時間にやることではなかった。

ごちゃごちゃしたことで時間をだいぶ潰してしまったので、それをネタにブログを書いてみたが、時間の無駄というものは世の中に確かにある、ということを改めて確認できた、という感じ。

源頼朝-武家政治の創始者 (中公新書)
元木 泰雄
中央公論新社
2019-01-18



「源頼朝」、当時の在地の武士たちと軍事貴族たち、また中央の貴族たちとの関わりが色々と面白い。頼朝の政権が東国の武士の政権ということを強調するかしないか、また軍事貴族と中央の貴族の差異を強調するかしないかで、鎌倉幕府の位置付けが色々と変わってくるのは東国国家論と権門体制論の対立みたいなものからもあるわけだけど、この本を読んでいくと平清盛の武断による地方における勢力図の激変とそれに反発する在地の武士たち、そしてその不満をうまく吸い上げて彼らを糾合した源頼朝という稀有の才能があったからこそ成立し得た政権であった、という感じもあり、歴史の一回性という点でもとても興味深い話だなと思った。父・義朝の全盛期、つまり保元の乱と平治の乱の間には頼朝はすでに六位の蔵人として殿上人の仲間入りをしているわけだし、そこでの関係ものちになって中央との連絡役、つまりのちの関東申次になる吉田経房との関係ができたりして、ただの軍事貴族ではない本物の貴種であるということも大きかったのだと思う。

ということを思ったなど。

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