ロースかつ/『陰謀史観』/ルルドの泉

Posted at 19/01/29

どうも頭がすっきりしないまま、昨日の午後は出かけたのだが、とりあえず秦郁彦『陰謀史観』(新潮新書)を買おうと思って丸の内の丸善に行ったら、品切れだった。さてどうしようと思い、夕暮れの東京駅を横断して八重洲口に出て、八重洲ブックセンターに歩いていたら八重洲南口にあったユニクロがなくなって工事中になっているのに気付いた。割合よく使っていた店なので残念に感じた。

八重洲ブックセンターで4階の新書売り場で探すと目当ての本はあったので、購入。どこかで夕食を食べたいなと思ったが、せっかく来たのでと思い8階のコミック・美術書売り場まで上がって少し見たが、欲しいのはなかった。1階に降りてカフェで何か食べようかと思ったがご飯ものはカレー類しかなく、昼にレトルトのカレーを食べたので別のものがいいと思い、八重洲地下街まで戻って和光でロースカツご飯を食べた。美味しかったので調子に乗っておかわりをしてしまい、食べ過ぎた。

陰謀史観 (新潮新書)
秦 郁彦
新潮社
2012-04-17



『陰謀史観』を少し読んだが、どうも調子が狂う。この本は主に戦争前後の様々な陰謀説を扱っているのだが、秦さんは保守派と言われることが多いが左っぽい感じもあって、自分の見解からの決めつけっぽい言辞も多く、そのあたりは中世の陰謀説を開設した呉座さんの本とは違う。まあ世代も違うのだけど。終戦後のGHQによる各政策の評価はかなりスタンスによって違うと思うが、秦さんはかなりアメリカ寄り、親米的な感じが強くて、江藤淳の「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」を陰謀とする見方を鼻であしらっているというか、ほぼ相手にしていない。江藤淳は確かに思い込みが強いところはないとは言えないし、個人的なアメリカ原体験が影響しているという秦さんの主張もわかるのだが、占領政策を手放しで肯定しているように思える部分があるのは少しいただけないなと思った。韓国や中国の誤りは指摘はしているのだが。

三好洋子
ルルドコーポレーション
2018-08-01



腹ごなしをしようと中央通りを歩き、少し色気のある街へ行こうと銀座まで歩いて教文館で本を見ていたが、3階のキリスト教書を見ているときに何か「神の優しさ」みたいなメッセージを感じて、少しそこにたたずんだ。まあ精神的に疲れている部分はあるから、宗教的なメッセージが届きやすいんだなと思ったり。アメリカキリスト教史の本を少し見たが、迷ったけれど買わなかった。ルルドの聖母を訪れた写真集みたいな本を買った。

地下鉄に乗って帰宅し、昨日は早く寝た。

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