ラピュタのような卵/人の心を豊かにするものを作ること

Posted at 13/09/14

【ラピュタのような卵】

毎朝体調の波がかなり激しいのだが、今日はわりと穏やかな目覚めだった。ただ、起きたのが7時になっていたから、やはりまだ休息は必要なのだなと思う。起きぬけにまたいろいろなイメージが現れたのだが、今日印象的だったのが空に浮かんでいるラピュタというか諸星大二郎みたいないろいろな妖怪がどろどろに溶けあった謎の卵形の土器みたいのが浮いているみたいなものがあったこと。それは何かというと仕事やらなんやらの自分の今の生活を成り立たせている基盤のようなものとは別のつまりは「自分のやりたいこと」「自分の好きなもの」の総体のようなものが、自分の中のほかの部分と分離してなんか中空に浮かんだというものだった。それは趣味とか道楽とか言うには余りにも重いのだが、何と言うかそういう自分にとっては大事なものでもなかなか仕事という形で自分には関わって来ないものの総体がすごく客観的な形で中に浮かんで可視化されたような感じがする。

それは多分、昨日ブログに「人生の本質は経営だ」と書いて、何と言うか自分の中の上手く経営されてない部分みたいなものがひょうっと凝結して姿を取って現れたような感じがする。まあそこが自分の中の「磁場」みたいなもので、その中ではスーパーセルのようにいろいろな激しい反応が起こっているのだけど、何か実体として形にならないただの磁場みたいなもの。そういうものが客観的に見えたことで、それ自体を対象として何か書くことが出来るような感じがしてきた。

多くの人はそういうやりたいことの「卵」の中にいて、その中で自分のやりたいことに触れてスパークしているのだろうと思うのだけど、ものを書くということはそういう自分の磁場みたいなもの自体を客観的に見なければならないということなのかなと思った。

それについて少し文章を書き始めたのだが、なかなか変な文章になっていて面白い。作品にまとめるかどうかは分からないが、そういう変な文章を書くのもいいかなと思っている。

今朝も草刈りをして、林檎ミントを少し刈り取り、栗を一つ拾った。

【人の心を豊かにするものを作ること】

運命の流れを変える! しあわせの「スイッチ」: あなたの人生、これでいいのだ! (王様文庫)
ひすいこたろう・ひたかみひろ
三笠書房

少し前に少し読んで少し放っておいたひすいこたろう・ひたかみひろ『運命の流れを変える!しあわせの「スイッチ」』(三笠書房王様文庫、2012)をまた読み始めた。この本は「自分の人生を肯定するためのヒント」みたいなものについて書いてあるのだが、それがいろいろな人のエピソードや名言みたいなものを引用しつつ書いてあって、最初読み始めた時はあまりその辺に注意が行っていなかったのだけど、今朝読み直していてずっと以前に週刊文春に連載されていた上前淳一郎『読むクスリ』みたいな本だなと思った。

「スコッチウイスキーの名門デュワーズの創業者ジョン・デュワーがインタビュアーに「なぜデュワーズとつけたのですか」と聞かれた時、間髪いれずにこう答えたという。「もしあなたがこの酒を作ったら、自分の名前をつけずにはいられないだろう」

岡本太郎の言葉。「意志を強くする方法なんてありはしない。そんな余計なことを考えるな。」

「見えないところをきれいにすると、見えるところが光り出す」松下幸之助。

まあちょっとこれはクサすぎるかな、と思う言葉もあるのだが、代表的なクリスマス・キャロルである「きよしこの夜」がクリスマスの前日にパイプオルガンが故障したため急遽ギターで弾ける曲を、ということで作られた曲だったとか、なるほどと思う「いい話」がたくさん収められている。ゲーテは「人間の一番の罪は不機嫌である」と言ったそうだが、常に上機嫌になれるような工夫というものはこういう話を思い出せるところにおいておくということにあるのかもしれないと思う。この本のオリジナリティは、そういう姿勢であまり知られていないいろいろな話や言葉を集めたところにあるのだろう。そういう意味では、人の心が豊かになるものを作るというのは、案外簡単なことなのかもしれないと思う。

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