お金のかどかどをちゃんと揃える

【お金のかどかどをちゃんと揃える】

いろいろ忙しいのだが、昨日書いたようにお金の流れについて迫ってみるということで自分のお金の流れを１月１日以来完全に複式簿記でつけて見た。かなり時間はかかったが、一度徹底的にやってみるとわかることもある。現金出納帳は以前からつけてはいたが、あとで見直すことはほとんどなく、その日その日に何をやったのかということを確認するための手段にとどまっていた。ただ、いつ買ったのか分からない本の買った日付を確認するにはわりと役に立っているとは言える。そういうこともあってブログに本を買った記述だけは残そうと思っているのだけど、二段構えにしておけばまずだいたいフォローできるだろう。

収入と資産、負債は以前から大体つけてはいたが、結局費用をきちんとやるのが大変なのだけど、今回はそれを根気よくちゃんとつけて集計もしてみた。書籍（新聞・雑誌・マンガ・ＣＤも含む）も点数は買っている割には金額はそう多くないということが分かったり、社会保険料や税金、生命保険などの占める割合が結局かなり大きいことなどもトータルをしてみるとよくわかる。まだ手元にない資料もあるし一か月全体を見通したわけではないのでこれから出てくるものも多い（月末引き落としのものがかなりある）からまだ全体像は把握はできないが、より自分がエネルギーをため、より力を発揮できるようなお金との付き合い方がより具体的に見えて来るように思った。

お金のことはやりだすと思ったより時間がかかることは分かったが、とにかく集中して徹底的に取り組むということ自体が自分の生活の中で十分ではなかったなあと思う。創作というのは自分にとって集中して徹底すればいいという種類のものではないし、いろいろな局面においても細部に集中するより全体を常に見つつ全体としてバランスがとれるように動かして行くということに注力しがちだったから、お金において細部のかどかどをちゃんとそろえながらやっていくということは自分にとって意味のあることだなあと思った。