谷川俊太郎の創作ノート／Amazonで『本の木の森』と『ガール』を公開しました／「自分にできる小さな創造活動」を味方にする

【谷川俊太郎の創作ノート】

昨日から忙しく、あまり余裕がない。考えていることをモーニングページに書いたりメールに書いたりしてはきだしたりしながら、少しずつやっているのだけど、ここしばらくの疲れがまとめて出てきている感もあり、かと言ってまだ年末の忙しさが迫ってきていて時間外で年賀状という大物がいる。というか自分の年賀状は年末ぎりぎりまで引っ張るつもりなのだが、母に頼まれている分を手をつけなければいけないという感じになっていて、ちょっとそれにリソースを投入する必要が出てきそうだ。

	月刊 COMIC (コミック) リュウ 2013年 02月号 [雑誌]
	徳間書店

今日は午前中に頭を整理しながらモーニングページとかを書いていて、11時前に用事モードに。灯油を運び、銀行へ行って書類を取ってきてお金を入金して、車を走らせてガソリンを入れに行き、そのあと今日発売の『コミックリュウ』を買いにツタヤへ行ったがまだ出てなかった。いちやまマートに行ってコーヒーを買い、平安堂へ走って『コミックリュウ』と『Note & Diary style book vol.7』を買った。特集が「谷川俊太郎の創作ノート」ということで、61年前のノートが公開されていた。やはり興奮するのは「20億光年の孤独」の生原稿、というか初めて書かれたノート。ずいぶんきれいで驚いた。私の小説ノートのもと原稿など自分でも読めるかどうかのギリギリなのに、几帳面な若々しいかわいい字で「ネリリし、キルルし、ハララしているか」などと書かれている。こういうものはこちらの創作力を啓発する力があるなあと思う。

	ノート&ダイアリースタイルブック Vol.7 (エイムック 2475)
	エイ出版社

帰りに綿半によって鯉の餌を買って帰宅。これだけやって、もう1時前になった。用事というのは本当に時間がかかる。ユニクロにジャケットでも見に行こうという気もあったが、さすがに時間がなかった。

【Amazonで『本の木の森』と『ガール』を公開しました】

	本の木の森
	堀田耕介
	パブー

気がついたら、パブーで申請していた外部ストア連携が出来ていて、amazonのキンドルストアで『本の木の森』と『ガール』が購入できるようになっていた。さっそく自分でも購入して試してみたのだが、パブー経由で公開しているため、そのシステム上縦書きは画像として処理されているので、文字を拡大するというようなmobiファイルなら本来できる機能がなく、デバイスによっては見にくい感じになっていて、ちょっと残念。また時間があるときにこういうところは修正していければいいのだが、おそらくは一度パブー経由での公開をやめてまたamazonに申請しなおさなければならないと思われるので、しばらくはご不便だがこの形で公開させていただきたい。試し読みのダウンロードもできるので、お使いのデバイスで十分読めるかどうかご確認のうえ、ご購入いただければ幸いに存じます。

	ガール
	堀田耕介
	パブー

【「自分にできる小さな創造活動」を味方にする】

	ずっとやりたかったことを、やりなさい。(2)
	ジュリア・キャメロン
	サンマーク出版

いずれにしても忙しくてなかなかまとまった時間を取って小説にじっくり取り組むというのが難しい感じなのだけど、でも創作を全然やってないとちょっと心も身体も変になって来るというところがあって、どうしたらいいかなと思いながら『ずっとやりたかったことをやりなさい2』を読んでいたら、行き詰ったときの対処法として「自分にできる小さな創造活動」を20書き出し、何でもいいからそれに取り組んでみる、という方法が書かれていて、なるほどと思った。結局押し寄せて来る小さな雑用の海に飲み込まれてしまって息も絶え絶えになるわけだから、こちらの方も味方を増やせばいいのだ。つまり、「小さな創造活動」をこまごまとやることで、自分のクリエイティブなたましいに元気を与える。小さなことでも、自分のやりたいことをやれば少しは元気になるわけだから、To doリストを作るときにそれと同じ数くらい「小さな創造活動」を書きだして、同じようにこなして行くという手はあると思った。まず第一にそういうふうに書きだすこと自体が創造的なことだし、200円の花束を買ってきてそれを花瓶に生けるだけでも立派な「小さな創造活動」になるわけだから、そうやって自分を見失わないようにするというのは大事なことだなと思った。そうこうしているうちに小説のアイディアが降臨して来るということはよくあることだ。