自分に対する怒り

Posted at 12/07/26

なんだか今日はやたらと低調だった。ただ低調であるから考えられるというようなこともあって、少しはそういうことで考えが進んだ。

昨日書いた、宮崎駿の言葉を何度か繰り返して考えてみている。彼はつまり、いつも何かに対して怒っている人なのだが、いったい何に対して怒っているかというと、一番怒っているのは自分自身に対してではないかという気がする。考えてみるとよい芸術家というのは皆誰でも、誰かに怒っているというよりは自分自身に対して怒っている人が多い。そういうもやもやみたいなものを誰でも抱えているのだなと思った。

そして正直言って、そういうもやもやというものについては私も負けていないという自信はある。(笑)あればいいというものではないが。そのあたりから考え始めると分かりやすいところがある気がしないでもない。

正直言って、社会に対して怒るとか、国家に対して怒るとかいうのはなかなか長続きしないというか、あるいは怒りが変なところに入って健康に故障をきたすような感じになるのだけど、自分に対する怒りというのは持続させることができるし、持続していなければ多分幸せだということなのでそれはそれでいいのではないかという気もする。あの宮崎監督の怒りまくりは、いろいろ考えさせられることが多いなあと改めて思った。

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by Luke Peterson

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