車椅子から歩行器へ

Posted at 11/12/03

今朝は雨が降っていた。気温は高く、起きたらストーブが消えていたのにそんなに寒くなかった。iPhoneで確かめると7度もある。ここのところないくらいの気温。それに、ちゃんと時計を見てなかったから分からなかったが、昨日は少し遅かったらしく、起きたら7時を過ぎていたこともあるのだろう。モーニングページを書いて、隣組の用件を片付けに組長さんの家を訪ね、それから職場に用事をすましに出かけて、帰ってきて朝食。もう9時近くになっていた。東京ではともかく、郷里ではあまり洗い物をしていないので、必要に迫られてするとあかぎれというほどではないが手が少しひりひりする。食洗機を使ってはいるのだけど、ぱぱっと洗ったりすることもあるし、少し洗剤が強いのかもしれない。東京ではそんなことは起こらないのだけど。

母から電話がかかってきて病院に持って行くものを聞き、用意。自分の仕事も用意して、9時45分ごろ出かけた。いつもは高速で行くが、国道が思ったより順調に流れていたので行きは峠道を通って行った。峠を越えると深い霧が降りていて、視界が悪い。この霧の中を高速で飛ばすのは少し怖かっただろうなと思う。

ナビに従っていつもと違う道で街の中に入り、自分の用事を済ませるために銀行へ行く。地元の市内に今日の経路で行きやすい場所に銀行がないから、病院のある街まで来てしまった。雨が地元より強く降っている。用事を済ませ、病院に向かう。

母はもう車椅子を卒業し、4本足の歩行器になっていた。来週からは松葉杖で、つまりは補助が2本足になるわけだ。まだまだ歩きにくそうではあるが、初めのころに比べると感動的でさえある。

用事を済ませて病院を出て、昼食と夕食の買い物をどこかでしようと国道同士の交差点の角にあるスーパーに行ってみた。広くて清潔で新しい、ショッピングモールの中のスーパーのようで、何となく安心して買い物ができた。我ながらショッピングモールに毒されているなと思う。地元の古いスーパーで買い物をするとなんだか落ち着かないのだ。明日は父の命日なので墓前に供える花なども買う。

帰りは高速を飛ばして帰った。結局家に帰りついたのが職場に出る時間の30分前で、大急ぎで食事をして慌ただしく出かけることになった。慌て過ぎて、夕食用のご飯を炊くのを失念してしまった。……しかし明日午前中に上京することを考えるとご飯はどこかで別に調達した方がいいかもしれないと思う。冷凍しておくという手もあるが私は結局冷凍ご飯はほとんど食べないんだよな。

『獣の奏者』、コミック版を読んでしまったので小説を読もうと思うのだけど、ついマンガの続きから読みたくなるが最初から読み直すことにした。少し読んでみると、やはり漫画とは何となく違う。文字情報とマンガの情報の質が違うからだなと思う。

獣の奏者(4) (シリウスコミックス)
講談社

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by Luke Peterson

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