ローズクォーツの感触/片付けの魔法

Posted at 11/09/12

【ローズクォーツの感触】

昨日。書類の片づけをしていたら友人から電話がかかってきて午後に会うことにした。そのまま片づけを続けていたら、別の約束を同じ時間に入れていたことに突然気がついて時間を調整し、別の約束のほうを一時間はやめてもらって友人との約束を30分遅らせた。しかし予定よりも出かけるのが早くなったので昼食をとって入浴して出かけるパターンがぎりぎりになり、髪の毛を乾かさないままでかけることに。それに妙に暑かったせいか、出かけた時点で麻のシャツがびっしょり汗でぬれている状態になってしまった。

日本橋の丸善で会って必要な話をして、それから東京駅に出て分かれる。私は横浜に出かけ、石川町で待ち合わせに落ち合う。元町を散策して珍しい縁起物を売る店や、きれいなアクセサリーを売る店に入る。その両方とも友人のなじみの店なのだが、私はそこで天然石のネックレスが呼んでるような気がして買った。考えていたよりも高かったが、パリのジュエリーデザイナーNicole RouxのVOGLINEというブランド。ネックレスをするという習慣がないので、贈り物用ですかといわれて自分で見ますとか変な答えをしてしまった。これはなんだかとても気に入ってしまい、家に帰ってからずっとつけている。出かけるときはなんとなく恥ずかしいのでシャツの中に入れているが。

なんというか、石が肌に触る感触がいい。やさしい感じがする。主な石はローズクォーツなのだが、アメジストにしろクリスタルにしろ水晶系の石が相性がいい感じがして、気持ちがいい。

思わず散財をしてしまったのでお金を下ろし、ローズガーデンに向かって歩いていたら友人の電話が鳴る。急用ができて友人は帰ることになった。私はガーデンの喫茶店でバラのケーキを食べつつ考え事をしていたが、自分が役に立てることもあると思い当たり歩きながらメールを打つ。厳島神社におまいりして、ザイムカフェへ行ってみたらライブのため通常営業はなしということで、石川町から横浜に出た。どうもなんだかいろいろ考えていて、ルミネの有隣堂で本を二冊買った。一つはビジネス書にあった相葉光輝『仕事は「捨てメモ」でうまくいく』(サンマーク出版、2011)またサンマークだ。それからもう一冊、これはツイッターで見て一度読んでみたいと思っていた西尾維新の新作、『少女不十分』(講談社ノベルズ、2011)を買った。

仕事は「捨てメモ」でうまくいく
相葉光輝
サンマーク出版

『捨てメモ』は52/167ページ、要するに大事なメモは取っておくのでなくなるべく早く使ってしまう、作品にするとか人に言うとかして自分のものにしてしまえということが要諦であるように思った、今のところ。それから、メモはなんとなく取っておくといつまでもなくならないので帰って気になることを増やすだけになってしまう。必要なメモは早く消化してさっさと意識的に捨てることが重要で、まあこれはたとえば昔赤尾の豆単を一冊食べてしまったとかそういう話に近い気がした。まあ、いいたいことはよくわかるし、そこを意識化することは重要だと思う。

西尾維新は14/211ページ、まだ読み始めたばかり。この本を書くのに10年かかったというから長く構想していた小説ということだろうか。いまのところ、小説家の生態というかそういうものの話が延々と続いていて一種の私小説的な感じがするのだけど、まあどうなっていくのかは分からない。

少女不十分 (講談社ノベルス)
西尾維新
講談社

ルミネで食事をして帰ろうと思ったのだがどうもパッとせず、地下街に行ってみてもここに入りたいという店がなく、コミック王国で少しマンガを見た後ジョイナスの地下へ行ってマザーリーフでドライカレーとイングリッシュミルクティーを注文したら友人からメールがあってやはり少し手伝うことにした。自分の出来ることなどたいしたことでもないのだが、何とか役に立てるといいなと思った。帰宅したのは少し遅くなった。

【片付けの魔法】

今朝は8時過ぎに起きて、モーニングページを書いたりクリーニングを出しに行ったりこまごましたものの買い物に出かけたり部屋の片づけを進めたり。昨日から今日にかけて片付けていたところは震災のときに一番被害をこうむったところで、山積みにしてあった昔のさまざまな書類の上にガラス戸のついた書棚が倒れてガラスが粉々になり、数日後に一応は片付けたが書類の中に入った細かいガラスが片付けきれずに半年たってしまっていた。さっきまでで一応捨てる書類と取っておく書類に分けてだいぶかさを減らし、一応全部の書類を改めた。細かい破片はやはりけっこう出てきて、まあようやく片がついたという感じだ。まだその隣のカラーボックスの中の書類やカセット、CD-ROMの山はまだ未整理なのでもう少し何とかしておこうと思う。ペンタブレットとか古いPCのときに買った周辺機器ももう使えないなと思うのがけっこうあって、なるべく処分して行こうと思う。この家に関しては片付けといってもゼロからのスタートというよりはそういうマイナスからのスタートみたいなところがあったので、洋服よりも書類を優先して片付けていっていた。書類はまだまだたくさんある。試作品の詩作品などもけっこうあるのだが、自分が書いたメモ類がやはり捨てられない。捨てメモの本を読んで考え方を決めていこうと思った。多分この本に書かれているのとは違う方向で処理することになりそうだけど。

片づけを実行してみるとなぜ片付かなかったのかよくわかる。片付いていくのは楽しいが、かなりハードな仕事なのだ。これは『片付けの魔法』にも『捨てメモ』にも共通することだけど、とにかく捨てるのが重要だということはよくわかった。捨てていくことで部屋の中も自分の中もリフレッシュしていく感じがする。ただ「片付ける」だけでは、かさが減らないので横のものをたてにしてるだけみたいな感じがしてしまって、楽しくないのに疲れる、みたいな感じになってしまうのだ。ときめかないものは捨てる、という基本原則を守れば、けっこう片付いていくなという実感が出てきた。今まで大物を捨てないと片付かないという意識があったけど、もちろん大物は大物として処分するに越したことはないが、小さいものも積もれば山で、その山を片付けていくのは大物の処分とはまた違う充足感がある。快適な空間を目指して少しずつ片付けていこうと思う。

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