世界をセピア色にしないために/自己信頼

Posted at 10/11/13

昨日からいろいろ、今の自分の考え方やスタンス、仕事の進め方や、思想性の根拠や創作への考え方に対する諸々のことについて問い直されるようなことが続けていくつも起こってあれあれと思っている。人間生きているといろいろある。

まあそういうような話の、具体的なことはなかなかこの場所には書けないけど、とにかく大事なことは多角的な自分という存在の中で自分が本当にやりたいことは何なのか、また自分が本当にやりたいやり方はどうなのか、ということをいつも見据えていることだと思う。流されていくと自分が生きていく気力がなくなっていってしまうし、そう言うものへの関わりが面倒くさくなって断ってしまうと生きることの広がりやいろどりのようなものがなくなってしまって世界がモノトーンになっていってしまう。いろいろなものを受け止めつつ、かかわりを保ちつつ、なおかつ自分のやりたいことをやりたいようにやれるようにやっていかなければ、生きるということの意味が半減してしまうだろう。

年を取ると世界がなんとなくセピア色になっていってしまうのは、今までのかかわりが知らず知らずのうちに縁がなくなっていってしまう事と関係があるだろうし、生きる気力が湧かなかったりあるいは他人に対して妙に攻撃的になってしまうのは、やりたいことを抑えてやりたくないことをやらされているという被害者意識から来てるんじゃないかなという気がする。今の日本にそういう人が多いのだとしたら、今の日本という国があんまり健全じゃないということなんだろう。

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エマーソンにちょっと興味を持った。詩人としても超越哲学の人としても知られている。ニューソートと呼ばれる諸思想の源流とも目されているらしい。『自己信頼』という本のamazonの書評(って言うより感想だなこれは)を少し読んでみたが、これはいい本だと思った。そう感じるのは多分まあ、私自身が「自己信頼」を自分にとって一つの重要なポイントだと感じている部分があるからだろうと思う。

自己信頼[新訳]
ラルフ・ウォルドー・エマソン
海と月社

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そういうわけで今朝は朝からがたがたしていて小説の作業は進んでいない。執筆中のワードファイルをUSBメモリにコピーしたくらいだ。

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