蛹(さなぎ)の時間/五つの自然な感情―恐怖、罪悪感、怒り、嫉妬、愛―

Posted at 10/03/12

パソコンをNECのLaVie LL150/Wに変えてから、普段は秀丸エディタで書いているのだけど、どうも秀丸エディタが暴走して変なことをしでかすことが多いので、今日はメモ帳で書いてみているのだけど、これもまた落ちつかない。文字の大きさとか字間とかを生理的にちょうど良くするのが少し面倒なことと、行番号がないとか大したことではないのだけどそういうことが気になる。しかし、秀丸に比べると反応速度が速く、変な打ち間違いは少なくなるようだ。しばらくメモ帳で書くことにしてみようか。

今朝は体温はかなり安定してきて36度台の後半で推移している。でもなんだか気持がもう一つ晴れない感じが続いていて、朝からろくに何もしていない。午前中は貴重な時間だったのだけど、横になって体を休めるだけで終わってしまった。ある種の潔癖症というか、自分が本当に納得したもの以外受け入れないという状態がまた来ている感じがする。

こういうときは弱音を吐きやすい状態になっているのだけど、そういう弱音はまあ言えば暇人の寝言であって、そんな御託を並べるくらいなら布団をひっかぶって寝ていたほうがましだ。そういう意味でいえば、今は「蛹(さなぎ)の時間」なんだなと思う。

・・・メモ帳でも暴走して変なことが起きた。どこら辺に問題があるのかよくわからないが、問題を追及する気力が足りない。とりあえずもう少し元気な時にやろう。

自分が注文する側の人間なのか、注文される側の人間なのか、つまりスタッフなのかライン、つまり現場の人間なのか、ということを考えると、私は現場の人間だよなあと思う。現実の立場がどうこうというのでなく、人間の在り方というものが。一つ一つ、自分の仕事や人の仕事によってその全体が前に進んでいくのを見ているのが好きだ。芝居をやっているときも舞台監督的な役回りをすることが多かったが、それが一番やっていて楽しい感じがする。自分の手で何かが出来る、自分が何かを回している、という感じが好きなんだと思う。そういう意味では、実際には私は車の運転というものはしていて楽しいし、たぶん楽しいからこそ体がそれを拒否していた期間が長かったんだろうと思う。一度車に乗らなくなってから再び乗るようになるまで、10年くらいかかった。

人のまねをするとかにあまり抵抗がないのは、一つのコースが定められていて、それを実行すること自体が楽しい、ということでもある。ゲームなども、単純なルールの方が好きだ。

まだまだ自分を知らなければならないと思う。体の好みというものは大分はっきりしてきたけれども、心の好みというものはまだはっきりさせていかなければならないところが多い。物事のやり方というものが、現場監督的にスケジュールを管理しつつやるということが得意だということは分かっていたのだけど、そのほかにもまだまだ自覚していなかったり忘れたりしているけどはっきりした好みはたくさんあるはずだ。

同様に、頭の働き方にも好みがある。昔は理屈だけで推せる数学は好きでも「実際にこういう風に使われている」ということを積極的に受け入れていかなければならない英語の学習は苦手だった。最近はその呼吸がだいぶ分かってきた。もともと国語は得意だったのだから、英語だって結局、まず理論を習得した方がやはり勉強しやすいし、そのうえで日本語と同じように「習慣」というものが存在するのだからそれをよりきめ細かに覚えていくことで、言語という習慣的な体系をマスターすることが出来るのだということが分かってきた。だから好みだけではなく、その働きの柔軟性も取り戻さなければならないけど、心や頭の働き方の癖というか好みのようなものを自分で把握しておいた方が気持ちよく仕事できることもまた確かなことだ。

今日は早い時間から新規の顧客の対応があるので早めに出かけなければならない。ので、ブログはこの辺で。

「死ぬ瞬間」と死後の生 (中公文庫)
エリザベス キューブラー・ロス
中央公論新社

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あ、そうそう、キューブラー・ロスを読んでいて、人間には五つの自然な感情があり、それは恐怖と罪悪感と怒りと嫉妬心と愛だという話が面白かった。これについてはまた書く余裕があるときに、あるいはもう少しこのことについての見解が深まった時に書きたいと思う。

一つだけ書いておくと、こうした感情はマイナスのように思われていて、どうもみないようにする傾向が私などにもよくあるのだけど、これらのことについて角度を変えて考えてみることは案外重要なんだということを『「死ぬ瞬間」と死後の生』を読みながら思った。自分の中の様子を、「好み」という観点で見直してみよう、と思い立ったのは、たぶんそういうことを考えた影響なんだと思う。どこでどういう風にこの二つがつながるのかはわからないのだけど、とりあえず思ったことだけ書いておく。

暴走する一つの原因は、どうもキーボートの下の広い面積のところに掌を置きっぱなしにしているかららしいということが経験的に分かってきた。今、ハンカチを敷いてやってみているが、ちょっと試行錯誤が必要かもしれない。

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