ツイッターが止まった/創造性と抵抗感/ブレークスルー

Posted at 10/02/16

ブログを書く前に一度ツイッターを見ようと思って接続してみたが、鯨が出てきてつながらない。"Twitter is over capacity."だそうだ。やれやれ。ツイッターというのはもうこういうことがデフォルトのように起こるサービスなので気にしないでいるのがいちばんなのだが、何かやろうとするときの勢いをつけるために接続しようとしているようなときはやっぱり気勢がそがれるのは仕方がない。というようなことを書いて勢いをつけようとしているのだが。

しかし考えてみたら、最近はツイッター以外のサービスがサーバーダウンで接続出来ないということはほとんどなくなった。というか、私にはあまり記憶がない。それだけトラフィックもサーバーサイドのスペックも充実してきていると言うことなのだろう。私自身のPCのスペックの貧弱さに由来するトラブルは機会が古くなってきているだけに多くなってきてはいるのだけど。

昨日は寒い一日だった。雨がずっと降っていた。しかし一昨日もほとんど出かけなかったので、昨日は昼過ぎに少し用足しに出た。最初は区役所に行って帰りに西友でティシュペーパーを買って、と思っていたが、考えてみたら出張所に行けばいいやと思いつき、出張所まで歩いて住民票を取って、帰りに境川の角の福太郎(ドラッグストア)でティシュペーパーを買って帰った。これだけのことに、区役所まで行けば1時間近くはかかるなと思っていたが、昨日は20分で済んだから、運動不足の解消にはならないにしても時間の節約にはなった。というようなことをツイッターで書いたら福太郎のアカウントからフォローされて顔文字でお辞儀されてしまった。ということでアカウントにリンクを張ろうと思ったのだがまだ鯨がツイッターバードにぶら下げられて空を飛んでいる。(30分ほどしてつながった)

テアトロ 2010年 03月号 [雑誌]

カモミール社

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午前中はまだ雨が降っていなかったので午前中に出かけたらよかったと後で思ったけど、まあいろいろやっていたらそうも行かなかった。結局出かけたのはもう帰宅ラッシュの時間になっていて、地下鉄も少し混み始めていた。逆方向だからまだよかったのだけど。天気がよかったり時間が早かったりすればどこか足を延ばしてもよかったのだけど、昨日は丸の内丸善に行った。友人の戯曲が『テアトロ』に掲載されたということで探しに行ったのだけど、どうも置いてあるのかどうかわからない。探すのを諦めて(結局amazonで注文した)

自分をいかして生きる
西村佳哲
バジリコ

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二階と三階を物色。いろいろ考えたが、やはり創造性を自由にする、ということでは西村佳哲のものを少し読みたいと思い、『自分をいかして生きる』(バジリコ、2009)を買うことにする。それから、迷っていたがやはり読み始めてみようと思って平野啓一郎『葬送』(第一部上、新潮文庫、2005)を立ち読みしたが、これは読めるぞと思ったのでまず一冊(全4冊になる)買うことにした。

葬送〈第1部(上)〉 (新潮文庫)
平野 啓一郎
新潮社

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それから、なんとなく目に付いてなんとなくいつも気になっていた梨木香歩『西の魔女が死んだ』(新潮文庫、2001)を買う。これも読み始めるとすらすら読める。結局3冊買って、新丸ビルへ移動。「えん」で夕食の買い物をして帰宅。電車は混んでいたがそれほどきつくはなかった。

西の魔女が死んだ (新潮文庫)
梨木 香歩
新潮社

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キャメロン『ずっとやりたかったことを、やりなさい』を読み返す。最初は理念的なことなのでわりとすうっと入ってくるが、実践編に入ると相当抵抗を感じる部分がいろいろでてくる。創造性というものが普段、いかに生活している常識と苦労して折り合いをつけているかということがまざまざと理解できるようなものだ。この本を一通りやってみたときには相当ハイになって人間関係的にも何人かとの関係が危なくなったが、結局はその部分で相当ゴリゴリ無理をしてやったのがそういう部分にとばっちり的に出たのだなあと思う。読み直しながら、ある意味そういう抵抗感を乗り越えていくことにも意味があるのは確かなのだけど、無理をしすぎると生活も仕事も創造性も破綻してどちらもまずい状態になるわけだから、その当たりをマイルドにしつつしかし本質的な飛躍はきちんと経験できる、というようなやりかたはないものかと考えてみたいと思った。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。
ジュリア キャメロン
サンマーク出版

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しかし、相当きつい体験は体験だったので、内容をもうあまり覚えていない、というか多分自己防衛的に記憶から削除していたのだと思うが、ああ、こういうのあったなあといろいろ思い出す。そう思ったものの典型例が「一週間活字を読まない」というエクササイズで、これは相当きつかった。実際には仕事に必要なものは目を通す程度はしていたが、それ以外は本も読まず、テレビも見ず、ネットも見ない。2007年の秋だったが、今当時のモーニングページやブログを読み返していると、本当にいろいろなことを感じている。ちょうど父が最初にパーキンソン病だという診断が出たのとも重なっている、ということに気がついた。自分の動きと、周囲の動きというのはリンクしているんだなあと改めて思った。

この当時はまだ車を運転していなくて、よく散歩をしていた、ということが分かる。ペーパー教習を受けて再び乗るようになったのは2008年の秋だった。確かに便利になったが、歩かなくなったことはからだに影響が出ていると思う。

とりあえず、ブレークスルーを通った感じはある。創造性を自由にするプログラムを自分なりに考えていくのはそれはそれとして、自分自身のクリエイティビティを発揮する作品も作りたい。読書の幅が広がるのはいいことだと思う。梨木香歩を読むとは自分でも思わなかった。

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