がんばれ農協/『一分間マネジャー』
Posted at 10/02/07
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土曜日に帰京。地元の駅で大河原遁『王様の仕立て屋』25巻を買って帰宅。夜はなんだかんだで寝床にちゃんと入って寝たのは2時ころか。起きたのは8時過ぎ。久しぶりによくねたという感じ。天気はいい。でも風が強かった。
午前中はテレビを見た。サンデープロジェクトの農協特集がとてもよかった。大分県の日本一小さな下郷農協。農協は普通、その地域の農民が全員加わるのが普通だが、地主の農協と小作人の農協と二つできる場合もあったのだということを始めて知った。下郷農協は貧乏人の農協で、有機野菜の生産を行い、それを全部農協が買い取るのだという。農家と農協が一心同体。だから金融改革で増資しなければ合併、ということになったときに農家は銀行から借金して農協の増資に協力したという。まさに地域社会がイコールそのまま農協。胸が熱くなるような話だった。もうひとつの高知県の馬内路村農協。ここでは何とか生き残ろうと必死の模索を続けた結果、ゆずの醤油ポン酢とゆずジュースで当て、年商32億円、村の一割の人口が農協職員、しかもその中には村外出身者も複数いるというたまげた成功を収めた例となった。どちらも農協は農民のためにある、という原則を貫いた結果の成功。ゆずという地域の特産品に目をつけ、それを何とか生かせないかと必死の努力を重ねたところに無理のない成功の秘訣があったのだと思う。新しい産物にトライして成功していくという例もないこともなかろうが、条件の悪いところではなかなかそういうものもない。その中で従来から村にあったもので上手く行くというのは、今後もそれでやっていけるということだから素晴らしいことだと思う。
人間も、自分のやりたいこと、やれることをできるようになっていく中で、その上がりというかおつりというか得意分野の社会還元によって収入を上げて行き、生活を成り立たせつつ更に自分のやりたいこともやっていくという循環を何とか生み出せればいいのだ、と思う。それが出来るようになるまでは血の滲むような努力が必要かもしれないが、それは努力のし甲斐があるというものである。
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午後からは横浜に出かけ、石川町でカフェを梯子。帰りに横浜のあおい書店により、ブランチャード・ジョンソン『一分間マネジャー』(ダイヤモンド社、1983)を買って帰った。これは西村佳哲『自分の仕事を作る』にでてきた本で、一度読んで見たいと思っていたのだ。案の定これは面白い。お勧めである。現在78/145ページ。すぐ読める。人材マネジメントの要諦はこういうことだよなあと思う。
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"がんばれ農協/『一分間マネジャー』"へのコメント
CommentData » Posted by sec. at 10/02/08
こんにちは。sec. です。いつも拝読してます。
「得意分野の社会還元、自分のやりたいこともやっていくという循環」…この辺りを読んで、正しくそうだと思いました。もうずっと前から漠然と思ってて、けどどこかで諦めて無意識に忘れ去らせようとしてました…。
コレをこういう風に表現したい…という表現欲? みたいなのが叶って、さらにその欲を満たすことで収入も自動的に入る…ってゆーシステムが確立したら、これほど充実した人生は確かに無いですよね。
今は、仕事して何を得られるかって言ったらお金で、何を満たせれるかって言ったら物欲を満たせれるだけで、表現したい…っていう欲は、仕事ではあまり満たされないような気がします。“表現とモノ”の2つが仕事で満たされれば、もう本当に人生が楽しくて仕方ないと思います。
ところで、ここでの紹介を見て西村佳哲「自分の仕事をつくる」を買っちゃいました。まだ中身は読んでないけど、これから少しずつ読んでいくつもりです。「1分間マネジャー」も買って読んでみたいです。kous37さんのオススメってことで、もう読まずにはいられませんよ!(笑
CommentData » Posted by kous37 at 10/02/08
コメントありがとうございます。
その人の本当にやりたいことをやりながらその力を使ってできることで社会貢献し、それによって収入も得ていくというのは、なかなか大変なことです。
私にとって一番大きな問題はそもそもそのやりたいこととは何か、ということだったので上のような話になったわけです。それを知ることはまだスタートラインにたったに過ぎず、これからが本当の努力の始まりということになるわけです。
でも自分がやりたいことをやって、それによって周りの人が幸せになることが出来れば、そんなにいいことはありません。そして自分も生活していける。ムーミンママがそんなことをいっていた気がします。
西村の本もいいですし、一分間マネジャーも面白いですよ。