お子様ランチと説教強盗

昨日のエントリを読むと、自分ではそういうつもりはなかったのだけどやはり酔ってたなと思う。酒を飲むと最近突っ走りがちだ。

昨日は見事韓国戦に勝利を収めて、ようやく溜飲が下がった。朝9時15分発の特急で上京したので、スポーツナビの文字速報を携帯で見ながら状況を把握し、なんとか家に帰り着けば終盤は見られるなと思う。マンションの玄関に入る前に確かめたら2‐1で勝っていたのだが、エレベーターの中で知らない人がいきなり、「ＷＢＣ同点だよ。ホームラン。」というので、「田中が打たれたんですか？」と聞くと頷いて、「早く帰ってみなくちゃ」と言っていた。全然知らない人にそういう話をしたくなるのはオリンピックぐらいしかないけれども、ＷＢＣももうそういうレベルのものになってるんだなと感心。

家に帰って即テレビをつけたがやはり同点。しかし青木のドラックバントにはじまる攻撃と、9回のイチローの右中間二塁打に始まる攻撃を見られたのでよかった。

前回の韓国戦では韓国がマウンドに旗を立てると言う行為を再び行っていたが、mixiのコミュを読んでいたら「お子様ランチ」という表現があってなるほどうまいこというなと手を叩いた。ああいう行動を取れる考え方というのは少し理解に苦しむが、やはり子どもっぽいと言うことなんだろう。

ネットを見ながらメールをチェックしたら、いきなり友人の訃報が飛び込んできて動転。大学時代からずっと会ってはいないが、当時はかなり話し込んだりした人。クラス関係の人に連絡したいということで私も二件ほど電話したが、一人は仕事で中東に出かけていてもう一人は既に知っていた。あまり役にはたたなかったが、古い友人と話をしているうちに何か亡くなった人の力で久しぶりにそういう話が出来たんじゃないかという思いがしてきた。冥福を祈る。

夕方から以前の職場の人と飲み会。一年に一度。ここ数年出られていなかった人が出席されて嬉しかった。相変わらず元気そうでよかった。もう70歳を越えられているのか。20年も前に一緒に働いた人だから。

過去と未来と現在と。いろいろな感情が交錯する。

民主党の小沢代表が企業献金の禁止を言い出したが、周りがみんな戸惑っている。違法な企業献金で追及を受けている当人が禁止を言い出すと言う展開はみんな思ってもみなかっただろう。明治時代だったか、「説教強盗」というのが新聞種になったことがあるのだが、夜間強盗に押し入って金目のものを奪ったあと、わざわざ家の人を起こして戸締りが悪いとか犬を飼えとか説教する強盗がいたのだ。その妙な滑稽感が小沢の行動にはある。なんていうか妙に滑稽なので追及の手がつい緩んでしまう感じがする。それが狙いなのかどうかはいまいち首をひねるけれども。

朝テレビでやっていた佐倉の旧堀田邸というところに行ってみたいなと思った。