秋刀虫

Posted at 09/03/05

昨日。ほとんど家でものを考えたり書いたり本を読んだりして過ごし、午後から10時まで仕事。帰ってきて食事をしながら『そのとき歴史は動いた』を見る。ジョゼフ・ケネディは相場師だったのか。そのあたりのことはきちんと知らなかった。しかし番組では日本が第一次世界大戦の好景気のとき格差が拡大した話を強調していたが、実際にはそのころに労働者の賃金もかなり上がっているので、少々片手落ちのように思った。今回の世界同時不況と戦間期の世界恐慌をオーバーラップさせようという制作意図なのでそうなってしまうのだが、それはミスリードの可能性を含んでいるので少々どうかと思った。

夜も朝もまたいろいろ考える。モーニングページも7ページほど書いた。方向性は少し見えてきたが、まだまだこれから考えなければならないことが多い。峠は越えた感じがするが、いつもこれからの展開を上手くやれなくて思ったようなことができないことが多い。しっかり計画してやりたいと思う。

朝ローソンに出かけて『モーニング』を買い、職場に出て用事を済ませて帰宅、父に愉気、朝食。朝食後『モーニング』を読む。隔週で掲載される作品が多いので波があるのだが、この号は「東京怪童」が休載だったのでやや拍子抜け。

印象に残ったのは大橋ツヨシ「エレキング」。どれもナンセンスなんだが、今まであまり面白いと思ったのがなかったのだが、「サンマって漢字で書けますか?僕も書けますよ」と言って「秋刀虫」と書いたのが滅茶苦茶ツボにはまってしまい。大笑いした。一度はまると何でも可笑しく、「ある九九が思い出せん」「どの九九?」「ミサンガ?」というのも大笑いしてしまった。

エレキング 10 (10) (モーニングワイドコミックス)
大橋 ツヨシ
講談社

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11時ごろ出かけ、農家の即売所で連翹を買う。ガラスの里美術館へ。売店とレストランへは入場料がかからないということを確認し、売店に入る。以前数回来たことはあったのだが、久しぶりに行ってみると実に充実しているということがわかった。ガラスの器が骨董的なものからかなり手ごろなものまで広い売り場で置かれていて見て回るだけで楽しい。七宝の壁掛けや、工房作品などもある。長野県のお土産もたくさん置いていて、松本の開運堂の和菓子まであってこれはいいと思った。仮谷崎省吾のセレクトした器のコーナーなどもあり、全体的に気が利いている。花瓶を一つ買う。

お茶だけでもいいか確かめてレストランに入り、カフェラテを注文してノートを広げ、構想を練る。空は青く、冬枯れの木が美しい。

帰ってきて昼食後、買ってきた花瓶に連翹を生けた。


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by Luke Peterson

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