『へうげ十作』展で徳利を買う/『ユリイカ』で諸星大二郎特集

Posted at 09/03/03

昨日。なんやかんや考え事の続き。「自分と学問の関係について」。朝ごはんは11時ごろ、ラ・パレットでパンを買ってきて食べた。昼ごはんは出かける準備をしつつ、残り物のご飯と豆腐で1時ごろ済ませる。

『へうげもの』で宣伝されていた『へうげ十作 今焼展』に出かける。目白駅降りてすぐ。新宿近辺以外の山手線の向こう側に行くのは久しぶりなのだが、目白は好きな街だということを、降りたとたんに思い出した。


いろいろ拝見し、面白かった。花入れを買おうと思っていたのだが、値段と欲しさを考えて結局大江憲一作の織部の徳利を購入。花入れにも使えそうだが、やはり徳利は酒を飲むものなので、菊水を買ってきてぬる燗で飲む。徳利全体がほんわあと暖かくなり、気持ちよく飲めた。相棒は以前デパートで買った備前のぐい呑み。やはり作家物の方が味わいは充実するが、この備前も悪くない。

いい買い物をしてうれしくなり、すぐ隣の『志むら』で和菓子を買って山手線に乗る。新宿で乗り換えて御茶ノ水に出、郵便局でお金をおろして丸善で本を探す。友人に紹介された幸田露伴『努力論』を渡辺昇一が現代語訳したもの。『小さな努力で大きく報われる法』(三笠書房、2007)。題名が題名なので買いにくいが、今のところ少ししか読んでいないけど面白そうなところが多い。

小さな努力で大きく報われる法―幸田露伴の人生哲学名著「努力論」
幸田 露伴
三笠書房

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新御茶ノ水の方に下り、自然食品の店『ガイア』へ。お弁当が美味しいのでときどき買う。遅い時間だと値引きされている。いちじくのタルトが美味しそうで一緒に買った。一度店を出てからはっと気づき、3階の本屋へ。あった。野口晴哉『叱り方 褒め方』(全生社、1970)を買う。いつも松本指導室でぱらぱらと読んでいて欲しいなと思っていた。じっくり読んでみたい。

叱り方褒め方 (1970年) (潜在意識教育シリーズ)
野口 晴哉
整体協会出版部

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ほくほくして、せっかくここまで来たのだから神保町も見て回ろうと思い、まずブックマートへ。一回をさらっと見たら、何と『ユリイカ』が諸星大二郎の特集をしている。ぶったまげた。いや大袈裟だが大喜び。さっそく購入。犬も歩けば棒に当たるというが、♭神保町に来る気にならなかったら買ってなかったのだ。これが収穫として一番大きいかも。

ユリイカ2009年3月号 特集=諸星大二郎

青土社

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そのあと三省堂・東京堂と♭、もといふらっと見て、『ミュージックマガジン』で坂本龍一のインタビューを少し読む。久しぶりに坂本のCDも買ってみようかなという気もした。

帰ってきたら『月刊全生』の3月号が届いていた。いやはや読むものが多くて嬉しい悲鳴。早く読みかけの物も読んでしまわないと。

今朝はまた『学問と私』についてじっくりと考え、少しは考えが形になってきた。もう一息かもしれない。

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