ファッションにおける思想/花梨ティー

Posted at 08/12/03

薄氷の踏み方
甲野 善紀 名越 康文
PHP研究所

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昨日。郷里のほうで用事があったためにいつもより一本早い特急で帰郷。昼食は近くのパン屋でオーガニック(と銘打った)パンを三つ買って特急の中で食べる。車中で甲野善紀・名越康文『薄氷の踏み方』(PHP研究所、2008)を読む。大事なことが多くて読み進めにくい。まだ全部読んでいない。『ヴィジョナリーズ』はアレクサンダー・マックイーンのところだけようやく読了した。ロンドン・イーストエンド出身のデザイナーということで特異な存在であることはよく分った。ヨーロッパはいまだに身分制度が根強い影響をもっていて、特にデザインやファッションの分野などではそういうことが大きな影響をもつのだということに少々驚いた。いやまあ、そんなこと常識と言えば常識なんだけど、けっこう露骨なのだ。

ヴィジョナリーズ―ファッション・デザイナーたちの哲学
スザンナ フランケル
ブルースインターアクションズ

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仕事は10時頃まで。帰宅して『プロフェッショナル』を見ながら夕食。武豊。競馬もファッションと同じく出自が関わってくる分野だなと思いながら見る。日本では斜行になるだろう強引な割り込みが許されるというのは、少々きついだろうな。サッカーでも昔はラフプレーにものすごく厳しくて、ラモス(もとヴェルディの)が一発退場で相当長い期間出場停止になったようなことがあったが、そんな印象を受けた。夕食後少しぐずぐずしていたら12時半になり、自室に戻ったら携帯を職場に忘れているのに気がついて、車を借りて取りに行った。先月号の『マリクレール』などを読み、就寝2時。

起床6時半。寝床の中で運動を少しし、モーニングページを少し書き、父に愉気。朝食はしばらく抜くことにした。自室に戻ってとにかく書く。とにかく書く時間をしっかり確保し、「とりあえず」でない本質に迫る文章を書くことを課す。書くことによって自分がきたえられる感じがする。

marie claire (マリ・クレール) 2009年 01月号 [雑誌]

アシェット婦人画報社

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10時半過ぎに車を借りて外出。郵便局と銀行で用事を済ませ、誠林堂を経て蔦屋に。『マリクレール』の1月号を買い、他の雑誌をいくつか物色。『プラチナ・サライ』というのと『カートップ』という雑誌を買った。

PLATINUM SERAI (プラチナサライ) 2009年 1/0号 [雑誌]

小学館

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最近、ファッション関係の本を何冊か読んで、ファッションというものがデザイナー(その他服飾に関わる人)の思想を表現するものだということが分ってきたので、ファッション写真を見ていても楽しい。色とか形もそれぞれに意味がある。『マリクレール』などに出てくるようなデザイナーやブランドの記事や広告は、実はとてもはっきりした、先鋭な主張なのだということが分ると、読み取るほうも真剣になるし、そうした作業はやっていて非常に楽しい。

そのセンスは服飾以外のところでも生きているようで、最近は車を見ても形に強い印象を受けるようになってきた。自動車というものは今まで自分にほとんど縁がないものだったが、運転するようになると急に親近感が出てくる。自動車雑誌などというものを初めて買ってみて、実はけっこう面白いものだということを知った。

指定されたガソリンスタンドで給油し、湖畔に出て美術館へ。ここの2階の喫茶室は湖が展望出来、気持ちがいい。花梨の砂糖漬けを入れた花梨ティーが美味だ。

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Title background photography
by Luke Peterson

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