驚き/「子どもはもう 大人を嘲るすべを知っている」
Posted at 08/06/28 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»

昨日。午後から夜にかけて仕事。前半は暇だったが、後半はかなりたてこんで10時近くまでかかった。夜は疲れが出たし、どうも食べ過ぎて、12時過ぎまでテレビの前にぼーっと座り込んでそのあと入浴して寝た。朝起きたら腹が下っていた。
5時半起床。時間をかけて活元運動をしたが、雑念が湧き上がってきてあまりスッキリしないままやめる。6時半頃からモーニングページを書き、少しスッキリする。ファミマまででかけ、『Cookie』の8月号を買ってきた。読むのはほとんど「NANA」だけなのだが、やはり単行本が出るまで待ってはいられない感じで、仕方がない。ネタバレなので細かくは書けないが、何人かの登場人物の身の上にいくつかの新展開。しばらく急激な変化はなかったのだけど、まためまぐるしい展開になりそうだ。月刊の感覚でこの展開を読んでいくのは本当に待ち遠しくてツライ。『小学5年生』とかの次の号が待ちきれなかった頃の感覚だ。
なんとなくmixiで友人の日記を読んでいたら、戸川純と遭ったというエピソードが書かれていて驚倒した。うわあ!なんてすごいんだ!と人の日記の内容については書けないのでこの興奮の詳細は伝えられないが、近来になく盛り上った。
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谷川俊太郎『シャガールと木の葉』読了。最初の方に私にとっては心に訴えかけてくる詩が並び、後半は少しだれた、という感があった。いくつか印象的なフレーズを。
貯金はたいて買ったシャガールのリトの横に
道で拾ったクヌギの葉を並べてみた
(「シャガールと木の葉」)
発想が非凡だと思う。いや、ものすごく通俗的な感じもするんだけど、それをぬけぬけと書くことで逆に非凡な感じになっている。
「飛ぶ」という詩。4、4、3、3、のソネット形式。この形式、谷川は得意だなと思う。得意だからあまり使わないのかもしれないが。『62のソネット』は高校のときに読んで感動した。
心から心へ触れていく文字の指先
歴史が決してとらえることの出来ないこの今
誰かがどこかで詩を書いている たった一人で
(「この今」―栗原智子さんの詩集に寄せて)
「歴史が決してとらえることの出来ないこの今」まさにその通り。「今」はまだ歴史になっていない。その今、できることは何か。すべきことは何か。その問いに対し、たった一人で詩を書く、という答えが提出されている。
子どもは百千もの笑うわけがある
それが大人にはただひとつにしか見えない
子どもが笑っているだけで大人は安心してしまう
だが子どももまた
苦しみを笑うすべを知っている
垢だらけの無垢をあらわに
子どもはもう
大人を嘲るすべを知っている
あどけない笑顔を武器に
(「子どもは笑う」)
こういう通俗性をポンと何事もなかったのように切り取ってみせることがこの人は本当にうまい。もっと若いとどうしても、こんなことを言ってしまっていいんだろうか、と思ってしまうだろう。しかし一見通俗的な言葉の中に、人に届く言葉があることは確かで、それを見極め勇気を持って示すことが大事なんだろうと思う。
憎悪を理解しようとすること
それこそ愛のはじまりだ
(「断片」)
なるほどそうかもしれない、と思う。
「石垣さん」という詩。これは石垣りん追悼の詩だと思うが、「私は本当のあなたに会ったことがなかった」という。2人の詩人の言葉の交換。二人にしかわからないことがあるんだろうと思う。
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『夜のミッキーマウス』。最初はあまり面白くないなと思って読んでいたのだけど、真中あたりになっていいなと思う作品が出てきた。現在63/109ページ。これについては、読了してから書こうと思う。
昼前に市立図書館から電話がかかって来て、取り寄せを頼んでいた本が届いたという。久谷雉『昼も夜も』と蜂飼耳『空を引き寄せる石』。『シャガールと木の葉』を返却した。
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