『ずっとやりたかったことをやりなさい。』/脳の排水/桔梗が原という地名の意味
Posted at 07/10/17 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
昨日の朝はドタバタしていた。やることが次から次に出てきてやっつけているうちに出かける時間になり、それからぱっと入浴して飛び出す。大手町に出て丸の内丸善でまずコミックガンボをもらい、友人に紹介されたジュリア・キャメロン『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』(サンマーク出版、2001)を探す。一階の自己啓発書のコーナーにあるようだったが何しろ似たような本が棚にいくつもあって、どこにあるのかわからない。店員さんに聞いたがそれでもなかなか見つからず、結局下の引出しの中から出てきた。
東京駅構内のいつもの弁当売り場で『30品目バランス弁当』を買う。この弁当を食べるのは久しぶりだったのだが、特急の中で食べてとても美味しいなあと思った。最近は各地の名物駅弁みたいのを買うことが多かったのだけど、やはり私は東京の味付けの方が好きなのかもしれない。ご飯が二種類、おかずが七種類、プラスかぼちゃのきんとん。これでその中に30品目が含まれている。一つ一つにしっかりした味がつけられていて、なかなかいい。
疲れが出て、特急の中ではほとんど寝ていた。先週は冷房が入っていて懲りたので、昨日も鞄とは別にウールのカーディガンを袋に入れて持っていった。案の定寒く、膝にカーディガンをかけ、ベストを着てウールのジャケットを着てようやく何とかなるくらい。何でこんな時期に冷房を入れるのかなと思っていたが、そういえば特急の中というのは寒いものだったということをだんだん思い出してきた。いずれにしても自衛が基本だ。
『ずっとやりたかったことをやりなさい。』はまだ序文の途中(序文が39ページある)なのだが、なかなか面白い。
![]() | ずっとやりたかったことを、やりなさい。ジュリア キャメロン,Julia Cameron,菅 靖彦サンマーク出版このアイテムの詳細を見る |
題名だけを見るとどういう啓発書なのかわからないが、原題は"The Artist's way"なのだ。だからどちらかというと物を書こうと思ってもかけなくなった作家とか、描けなくなった画家とか、そういう人にいい本だと言えるかもしれない。ただ、この本のスタンスは人間性の本質は創造性だという考え方で、人に左右されない自分の人生を生きるためには、自らの創造性を発揮することによってのみ実現されると考えているので、そういう意味ですべての人にむけての本ということになる。
いろいろなやり方・方法が書いてあるようだが、最初に出てくるのが「モーニング・ページ」というもので、朝起きたときに取り留めなく思いついたことを書く、というものだ。嫌なこと、泣き言、ぼおっと考えたこと、をそのままかいて行き、誰にも見せない。著者の表現によれば『脳の排水』だ。私のこの日記などもそういう意味ではモーニングページのようなものだが、しかしやはり読んでもらう訳だから、すべて思ったことをそのまま書いているわけではない。だからさすがに排水だけでなく、読んでいる人に参考になりそうなこと、役に立ちそうなことも書くことになる。しかし純粋に排水に徹するというのは一つの方法で、アクセスがゼロであることを前提にして何でも書くという方法は面白いかもしれないと思った。読ませないという前提だとなかなか書きつづける動機が出来ないとは思うが、思ったことを取り留めなく書くということ自体の効能はよくわかる。
『コミックガンボ』。今週は『ステージガールズ』も『トーキョー博物誌』も掲載されているので嬉しい。コミックスも、10月は有名作家のものしか発売されなかったが、11月は「ステガ」も「博物誌」も発売されると言うことなので、楽しみが増えた。
「トーキョー博物誌」は読むたびにほーほーと思う薀蓄がある。今回は秋の七草。「萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」。おはぎは萩の時期に作るからそういい、牡丹の花のころのものは牡丹餅というのだそうだ。また水辺に生えているススキみたいなのはあれはススキではなく「荻(オギ)」なのだそうだ。確かにずいぶん白っぽくてふわふわしたススキだなあと思っていたが、あれはススキではなかったのか。葛は繁殖力が強く、土壌流出防止用にアメリカに持ち込まれたのだが、今では「侵略的外来種」に指定されているのだという。朝顔というのは桔梗の古名だそうだが、関東地方に良くある「桔梗塚」とか「桔梗が原」という地名は、古戦場や刑場の名残なのだそうだ。きれいな地名だなあと思っていたが、実はそうなんだと知るとびっくりだ。
午後から夜にかけて仕事、プロフェッショナルで堀川高校の校長先生の話を見ながら夕食、父に愉気、入浴、就寝。
今朝は起きるのが遅れて6時半に出発。川沿いを下りて行き、三又中洲で中門川に出てそのまま上流へ。四賀の地籍に入り、25分くらい歩く。川の道を途中で引き返し、国道の方に曲がり、国道を横切って旧道に出て、そのまま山側の道を歩いて帰ったら同じくらいで家に帰りついた。山側の道の方がショートカットになっているんだなと思う。雲というか霧というかが深く垂れ込めていて、太陽がのぞかない。結局お日様を拝んだのは8時になってからだった。
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